ゾイド「バイオメガラプトル」 | ぽんこつザウルス

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恐竜倶楽部#406、そしてワニ好き

案の定、ゾイド熱再燃(苦笑)。

昔作ったの引っ張り出したり、買いなおしたりしてます。


で、今日は「バイオメガラプトル」他を紹介します。



〈機体解説〉解説:機体の造り、コア、戦闘能力、すべてにおいて通常ゾイドとは異なる。全身を覆う装甲は特殊な流体金属からなり、実弾兵器は跳ね返され、光線兵器は拡散され、通常ゾイドではほぼ対抗不可能である。接近短打を主戦闘手段とし、赤熱化したヒートクローは既存ゾイドを装甲ごと内部機関まで易々と切り裂くことができる。格闘攻撃以外にも、口内の発射口から特殊なゲル状のナパームを発射。空中で瞬間発火し着床したナパームは瞬間的に発火・炎上させすべてのものを灰と化すことができる。その他多くの部分が謎に包まれているが、想像を絶する戦闘能力を秘めた機体である事だけは確かである。

アニメ「ゾイドジェネレーション」における敵勢力、「ディガルド武国」がオーバーテクノロジーを利用した「バイオゾイド」というカテゴリに属する。

流体金属でできた恐竜骨格を模した「ヘルアーマー」で機体を覆っている。




このバイオメガラプトルは、美形ライバルキャラのザイリンが駆る機体。

後に量産されたため、ザイリンは当機の発展型「バイオヴォルケーノ」に乗り換えることになる。

でね、「メガラプトル型」なんだけど、ごらんのとおり現在の復元図とは似ても似つかない姿。

まだメガラプトルが、巨大なドロマエオサウルス類と考えられていた時代の、懐かしくも少し悲しい夢の残滓のようなものである。

(恐竜キングのソフビもそうであったような・・・)



プロポーション・質感ともに非常に満足のいくものだが、恐竜骨格としては随分アバウト。

しかしそんなこと言ったら、「ほねほねザウルス」も全否定しなきゃならなくなるので、これはこれでいいんです。


ほぼメカニック要素はないのだが、後脚付け根に「バーニングジェット」と呼称する、スラスターのようなものが装備されている。

ちなみに、ボールジョイントによるポージングは可能であるが、動力ユニットは無く自走はしない。
ブロックスに続く、「動かないゾイド」である。


ついでに、「バイオラプター」も紹介します。
〈機体解説〉ディガルド武国の他国に対する武力侵攻にあたり製造された量産型バイオゾイド。バイオメガラプトルのDNAを解析して開発されたため、他のバイオゾイドに比べ人工的な部分が多い。1体では決して戦闘力は高くないので必ず複数で活動する。機体数優先で製造されたため、ゾイドコアの調整が不完全のままであり、生命体としての寿命は短い。 なお、黒い機体は隊長クラスが乗る機体としてノーマルのそれとは区別されている。



なんだよ、「ラプトル型」って?もとのはっきりしない説明は?

まあ、ヴェロキラプトルなんでしょうね。

こちらのヘルアーマーは、「骨格をイメージしたメカニカルな装甲」として処理されている。

メガラプトルとコンセプトは同じながら、ずいぶんイメージが異なる。

これは隊長機で、劇中では黒いカラーリングであったが、キットではなぜかガンメタリックカラー。

一般機はシルバーなので、そんなに違いがわからない。

黒が良かったなー。



バイオラプターの操縦者は機械兵(実は生きた人間から取り出した魂が埋め込まれているが)であるため、扱いも消耗品的。

戦争で一番安いのは、やっぱり人の命か・・・、と時期的に感傷的な気分にもなるわ。



並べてみたりして。設定上も、キットも約2倍の大きさの差がある。

こうしてみるとそんなにでデザインラインの違和感は無いなー。

かっこいいからよし!