『バナナワニプリンセス』 | ぽんこつザウルス

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恐竜倶楽部#406、そしてワニ好き

あのー、キャリゲーター の回に、「戦隊ロボ・メカのワニ度」について触れたとき、1体忘れておりましたわ。

トッキュウジャーの映画に登場したサファリガオーの合体メカ、「サファリレッシャー(アリゲーター)」です。

どんなもんか、現物はこちら をご参照ください。

グリーンレッシャーの色替え仕様というか、ペイントで無理やりワニっぽくしてる感は否めないが、忘れてたことは間違いなし、すまそm(_ _ )m


さて、気を取り直して本日はこちらをどうぞ。
bananawani

『バナナワニプリンセス』

著者:人魚鮫司 イラスト:近永早苗

ビクターノベルズ(ビクターエンターテーメント) 1996年


あらすじ

伊豆にある熱帯動植物園「天川バナナワニパーク」、そこでアルバイトをする南誠と血のつながらない従姉妹エイニのところへ、ナタルフィヤと名乗る少女がが助けを求めてきた。日本一の巨大遊園地「東京ミレニアムランド」で邪神を復活させる計画が進められており、それを阻止するために伝説の救世主を探しにきたという。ナタルフィヤに救世主に指名された誠と、実は遊園地・動物園を霊的に守護する魔術師-守姫であったエイニは、偉大なワニの神様の名にかけて、ミレニアムランドに乗り込む。


なんのこっちゃ?

つまり、世界中のアミューズメントパークには、園内を霊的に守護する「守姫」と呼ばれる魔術師が存在し、来客者の発散したストレスのエネルギー「負気」を浄化する役目を司っている。

エイニとその母親エイナエは、南太平洋の小島でワニをトーテムとして仰ぐ一族の巫女で、バナナワニパークの守姫にと見込んだ先代園長-誠の祖父に請われ、来日し養子縁組を行ったという次第であった。

ちなみに、誠はナタルフィアの勘違いで救世主と思い込まれている。

東京ミレニアムランドを支配する敵の首魁アルフレッド、その正体は自我を持ってしまった自動人形-魔術動刻であった。

目的は、コンピューターの神を創造するため一旦世界を滅ぼすこと。

その戦力とするために、東京近郊に存在するアミューズメントパークの守姫たちをあやつり、配下においている。

エイニは、ワニの大群を出したり自分がワニに化身したりと、ワニ魔術を駆使して、守姫たちを退けていく。


やはり、なんのこっちゃ?説明してもしても、しきれていない気がする。

かように、設定が結構深いのだ。

特に、ワニ神にまつわる神話体系は非常によく練りこまれている。

(しかし、作者オリジナルなのかな?初耳のものばかりだ。)

ただしストーリーは、いわゆる「光と闇の最終戦争」系の明快なもの。

この作品のキモは、ちょっと頼りない男の子が、「ちょっぴり気が強くてしっかりものの女の子」と「可愛らしくて守ってあげたくなる女の子」から同時に好意を寄せられ、揺れ動きながら男として成長し、結局2人ともモノにするという、一見青春風・実は男の願望丸出しというところにある。

しかも、ナタルフィアは実は・・・で、異種族間の倒錯愛も含まれている。

うーん、別にいらんわ~、そんな要素。

あ、いうまでもないと思いますが、「天川バナナワニパーク」のモデルは伊豆熱川のアレで、「東京ミレニアムランド」は千葉浦安のアレですからね。


本書はジュブナイル+ポルノ小説の大家、羽沢向一氏が「人魚鮫司」名義で発表したもの。そうか、「ルルイエ・ルル」の人であったか。

作中に、チョイ萌え表現はあれども、直球エロティック描写は一切なし。

その点は安心、とにかくワニだらけで満足でした。


まさか、この作品でこんな長文になるとは思てなかった、油断したわ・・・

そうそう、ゴワニジャーですが、正式名称は

「主竜戦隊ゴワニジャー」 

(kun*kunさん命名)とします。(^▽^;)