水曜日担当のじじぃです。
前回の続きで絞りのお話です。
今週いきなり読まれた方は【雑巾】?【染物】?【剣道】?と、
『 和 』的な想像しているかもしれませんが、
完全な『 洋 』物、『 focal(焦点の)』のお話です。
先週のお話
私にとっては2・30年前でもちょっと前だが、1絞り以上明るい写真は使い物にはならん! | 地方で映像制作してる人たちがなんか書くブログ。 (ameblo.jp)
絞りと被写界深度
先週は『ピントの合う場所を決める為の絞り』と終わりましたが、
正確に言うと、ピント位置を決めるのは【フォーカスリング】で、
ピントの合っている位置から、
どのくらいピントが合っているように見せるか?、
そのピントが合っているように見える【 幅 】を決めるのが絞りです。
この【 幅 】の事を、『被写界深度』と言います。
じじぃ的『被写界深度』の説明
しぼり開放だと、ピントが合っているように見える幅が狭く、
絞り込む事によって、ピントの合っているように見える幅が広くなる。
絞っても、絞らなくても、ピントの合っている場所は1点ですが。
実際に撮ってみた写真を貼ります。
何故f5.6かと言うと、このレンズの開放がf5.6だったから。
『ピントが合っているように見える』を表現したつもり。
この写真を撮る時に、『f32』まで絞れるレンズだったの知りました。
『f22』以上もあるらしいとは聞いていました。
なんかゴメン
とは言え、f11より絞る事などめったに無いので、良しとしよう。
絞りと適正露出
f5.6のシャッタースピード1/125秒が、
f32になると1/4秒になる仕掛けを図解説明。
いや、数字...表?
適正露出は画角変われば、変わりますよ。毎回違いますから。
カメラのプログラムで判別された適正値から、
どのくらい開ける(f値を小さくする)か?
絞る(f値を大きくする)か?で、
シャッタースピードも変わります。
上の組み合わせは、全てが適正露出と言う事になります。
撮った写真は『f5.6 1/125秒』と『f32 1/4秒』ですが、
『f11 1/30秒』や『f4 1/250秒』で撮っても、
写真の濃度は変わりません。
ピントが合っているように見える場所が変わるだけです。
おまけ
教えられるまで気が付かなかった、気にもしなかった絞りの法則
教えてもらったのは10代後半でしたが、
『おぉ!』と感動した事覚えています。
確か√2がどうとか、こうなってる理由聞くと眠くなるよ。
水曜担当じじぃ