太陽光発電設備が家庭用に導入され、10年間の固定価格買取り制度が開始されてから10年となりました。
とはいえ、太陽光発電の使われている太陽光モジュール(太陽光パネル)は、メーカーによっては20年25年といった出力保証(期間中定格出力の80%以上を保証)がされていますので、一定期間毎の定期点検と出力確認は必要です。
モジュールの一部に発電ムラがあったり傷がついたりして、メーカーが保証している本来の発電能力を発揮できない可能性もありますから、そうなると売電価格が少なくなるので経済的な損失が起きているかもしれません。
それを考えると、メーカーや販売店に点検はしてもらうようにしましょう。
ほとんどの家庭用太陽光発電設備は、異常や故障などのトラブルがなければ、メーカーや販売店は定期点検もメンテナンスも行わないようです。
太陽光発電の家庭向け発電量が10kw未満の場合、固定価格買取り保証期間が10年となっているので、太陽光発電設備の設置していない方は、10年経つと発電能力が大きく落ち込んで、製品の品質にも問題が出たりするのでは?などと懸念している方もいるようですが、経年劣化するのは変圧器や接続部品などで、本体の太陽光モジュールは何かものが当たって損傷したり、地震や台風で接続部がズレたり壊れたり、パッキンの不良等で水が侵入してショートするなどのトラブルがなければ、20年でも30年でも発電し続けます。
そんな中、点検していれば防げたのでは?と思われるような不具合から、太陽光発電設備から出火して鍛冶屋ボヤになる事例が10年間で127件もあった事が消費者庁から発表されました。
災害事例が少しでもあれば、消費者保護のためにはもっと早く公表しても良いと思いますが、今回の発表で判ったのが、太陽光発電設備に関する出火原因の中で、延焼するなどの火災に発展したのが、屋根一体型で断熱・防火対策がされていないタイプだったことが分かりました。
現在導入されている方で、屋根一体型の太陽光モジュールを採用している家庭は、防火対策がされているかメーカーや施工会社に早めに確認した方が良いでしょう。
メディアで取り上げられたので問い合わせが増えますから、早く連絡しないと順番に対応するのでのんびりしていると点検に来るまでかなり遅くなることも想定できますから。
太陽光発電の発火10年で127件
2019.1.28朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190128-00000052-asahi-soci