こんにちは!


スマートトレーニー(smart trainee)です!


今回は

「140km/hプロジェクト」 

  第4弾です。






さて、球速UPを目指して頑張っているという方は、年齢を問わず野球人には多いことでしょう。

私もその1人で140km/hまで残り3km/hと片手が届きそうな位置にいます。
そこからのもうひと伸び、これが難しい…

なのでこれから意識することを発信したいと思い、この記事を書いています。

(↑smart-traineeイチオシ ピッチングバイブル)



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(過去のブログにも載せた野球の目標シート)

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球速UPのためにピックアップした項目は


①柔軟性

②最大筋力向上

③フォーム改善

④リリースの指の形

の4つ。
前回までに①〜③までの記事を書きました。
下記リンク参照ください。


さて、今回は
「リリースの指の形」
について書いていきます。


この記事を読んでいる方には、実際に自身がプレーしている…またはお子さんがプレーしているという方が多いでしょうか。

プロの投手のリリースの時の指の形って
どうなっているか知っていますか?

実際に見てみましょう。

(画像2枚:Google検索結果より引用)



「指、曲がってますよね」


そう、速いストレートを投げる時は
基本的に指って曲がっているんです。

なので下のイメージは間違いとなります。
(画像1枚:Google検索結果より引用)

手関節はリリースポイント付近で最大速度に到達します。
その速度の中、リリースポイントだけピンポイントに指を曲げることは不可能に近いです!



よって、リリースポイント付近では
指は曲がっている状態をキープしたまま腕を振ります!


現場ではよく
「ボールを切るように投げる」
あるいは
「押し込むように投げる」と言いますが

「ボールを切るように投げる」
感覚に近い気がします。


まあ、感覚の話なので
押し込む感覚で投げている人の中にも
指を曲げている人は多くいるかと思います。



そして、指を曲げた状態をキープするためには
言うまでもなく握力が重要です。


ただし、下記Tweetにあるように
最大握力が〇〇kgとかはあまり重視しておりません。

というのも
曲げた状態をキープするのって
耐える力…なので握力計で測ることができる縮める方の力とは少し違うんです。



下記文献では、
試合中実際にスピードと握力の計測をしたところ
相関関係があることがわかったそうです。


握力の強化は市販の握力グリップ等で気軽に
強化することができます。

高価なものは必要ありません。
自分が10回以上余裕を持って行えるもので
鍛えるのがいいでしょう。



今回の話は
球速をUPするというよりは
球速を安定させる、伸びるボールを投げることに
フォーカスしています。


もちろん、合う合わないはあるので
試してみて合わなかったらこの話は忘れてください。



では、また。


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スマートトレーニーの自己紹介
とある体育大学出身
スポーツ学部にてスポーツ医学、トレーニングについて勉強。またセミナー等に積極的に参加しトレーナーに必要な知識を貪る。
沢山の出会いの中で一流のトレーナーになる厳しさに直面し、NPBでトレーナーとして働くという夢を諦める。

大学まで硬式野球部に所属
現在はSWBC JAPAN(軟式野球日本代表)の選手として所属中

ゴールドジムでトレーナーとしての勤務経験あり。(2年間)
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