今日、フラリと本屋に行くと、
「ルーブル美術館」の写真集が目に付きました。
「な、なつかしい…」
ルーブル美術館に行ったのは、
12年前の冬です。
わたしの目的は、
ある、イタリアの画家の絵でした。
でも、残念ながらその絵は、
修復中とのことで、
実際目にすることが出来ませんでした。
しかし、見応えのある美術館。
ナポレオン好きのわたしには、
「ナポレオンの戴冠式」や、
「ナポレオン・ボナパルト」の絵は、
当時の在りし日のナポレオンさながらにさえ感じました。
硝子張りの、人が群がった「モナ・リザ」よりも、
感銘を烈しく受けた記憶があります。
最近では、
バチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」の、
「ピエタ像」。
これには何と言うか、
ミケランジェロの持つ、
超人性を感じました。
「ピエタ」と言う名が相応しい、と言うか、
一枚岩で作ったなんて信じられない!
…嘘でしょう?
と言う感じでした。
聖母マリアが、
処刑されたキリストを抱く像。
何とも言えない、聖母マリアの表情、
ぐったりと全て尽きたキリストのからだ…
。
その作品の、とてつもない素晴らしさに、
当時のローマ法王が、
まだ若い23歳のミケランジェロに疑いをかけ、
それに憤慨したミケランジェロが、
彼の芸術家生涯に於いて、
最初で最後に自分の名前を入れたとのことで有名な作品でもあります。
ミケランジェロが、
あらゆる分野に長けていたのにも納得させられる作品でした。
つい最近行った、台北の「故宮博物館」も、
かなりの見応えでした。
無口な寡黙なわたしの父が、
故宮博物館の話になると、
咳を切ったように夢中で話すのにも敬服しました。
欧米諸国にはない、
水墨画や彫刻。
とてもじゃありませんが、
一日でまわるのは不可能です。
ですが、この故宮博物館、
まだまだ蔵備されている作品があるのだとか…。
こちらでは、月並みですが、
「白菜」がよかったです。
幼い頃から、
母の教育方針で、
ワケのわからないまま、
美術展に連れて行かれることが多かったのが原因なのか、
昔からアートには興味がありました。
ルーブル、オルセー、オランジェリー、
プラド、大英などなど、
日本に来る時には、
どんなに忙しくても足を運んでいましたが、
ここ数年、
そんなこともすっかり忘れていました。
今日、ルーブルの写真集を見た時に、
今、京都に来ている(ハズ?)の、
ルーブル美術館展に行こうと決めました。
「もしかして、わたしのお目当てのあの画家の絵が来ているかも知れない…。」
長年の片思いの相手に会うような、
そんな感覚がします。
…来て頂いてありがとうございました。