記憶と暗記 | 行政書士試験スマート勉強・合格法のブログ

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昨日7/20(土)は、足立区の花火大会だったそうです。

そして7/27(土)には、墨田花火大会が行われるようです。

いまのところ、花火大会に行く予定はありませんが、

それでもなぜか心が夏になります。



今日のテーマは、記憶と暗記です。


記憶とは、ある物事を理解して覚えていることです。

(丸)暗記とは、ある物事をそのまま覚えていることです。


試験においては、どちらが大切なのでしょうか?

・・・ズバリ、どちらも大切です。


一般的にいわれていることは、暗記ではダメで理解・記憶が大切だ、ということです。


その通りです。

民法で不動産の時効完成後における

時効取得者と所有権の譲受人との優劣の決め方を例にすると、

①判例では二重譲渡と同様の状況とされている

②177条で優劣が決まる

③登記を先に経たほうが勝つ(所有権を確定的に得る)

と、①~③のルートを理解してなければなりません。関連問題


①~③を理解して覚えていることが記憶です。


これに対し、時効完成後の処理は、(①②を飛ばして)③であると

そのまま覚えているのが丸暗記です。


これだと単純な問題には対応できますが、

例えば、背信的悪意者が出てきたときには間違える可能性があります。

また、譲受人ではなく相続人であった場合にケアレスミスをすることもあるでしょう。

(まァ、暗記が得意な方は、それすらも覚えているのだと思いますが;)


ですので、理解を伴って覚えていること、すなわち記憶が大切なのです。


他方、暗記も大事です。

行政庁とは、行政主体の法律上の意思を決定し外部に表示する権限をもつ機関をいいます。

この行政庁の定義は暗記するしかありません。関連問題

そのような機関を行政庁と名付けたことに、論理的な意味がないからです。

(もっとも、近年の行政書士試験で機関の名前のみを問う問題は限りなく少ないです。)


また、記憶しておいて、結果だけを暗記するのも有効な手段です。

①②③とわざわざ導く必要がなく、①→③と瞬時に答えを導きだせるからです。

単なる丸暗記と異なるのは、②を飛ばさず通過した上で、①→③と移動していることです。


いずれにせよ、記憶も暗記も大切です。

バランス良く勉強していきましょう!



ちなみに、記憶する時間は、電車などで確保するのが時間節約となります。




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