
海外では2014年までに
スマートテレビの世帯普及率が60%を超える予想。
(参考記事はこちら)
それに対して日本は、
2016年までに14%程度。
(参考記事はこちら)
多分、いろんな事情が絡まりこうなっているんだろうが、
それを促進する方法がある。
それは、iTVの発売だ。
なぜか?
それは今海外で主流のSTB型スマートテレビと関係がある。
STBとは、セットトップボックスの略。
テレビに接続して様々なサービスを受けられるようにする機器の総称のこと。
(引用情報はこちら)
現在日本では、CATVや衛星番組を見るために用いられるのが主流ですが、
ここではスマートテレビ用のSTBとお考え下さい。
さてそのSTB、海外で主流のものをいくつかご紹介します。
【動画視聴系STB】
◆Boxee(ボクシー)
→アメリカで2009年12月にローンチされた新プラットフォーム。
YouTubeやHuluに次ぐ動画プラットフォームとして注目。



◆YouView(ユービュー)
→イギリスでスタンダードになっているプラットフォーム。
ネットとテレビの融合スピードはイギリスが結構早い。



◆SlingBox(スリングボックス)
→デバイスを超えた再生に強い。日本にも法人がある。




【総合エンタテインメント系STB】
◆Roku(ロク)
→Netflixを中心として、動画閲覧やレンタルサービスを一元管理できる
エンタテインメントプラットフォーム。




このようなSTB型スマートテレビが今の海外の主流。
ユーザーのSTB活用メリットは3つ。
①テレビを買い替える必要がない
②ネット・機器間接続が容易
③ユーザーの利用方法は基本的にテレビで+αの体験が可能
「これが日本に普及すればいいのか!」と思いたいところだが、
おそらく日本でのSTBの普及は期待できない。
CATVはSTB型の物が多いが、これが普及していないのも、
“STBを付けて、しかもお金を払ってまで観なくていい”
という心理が働くからだろう。
これはもはや国民性なので変えようがない。
だからこそ、完成されてブランド力のある黒船によってしか
スマートテレビ環境は日本で普及しないのだ。
つまり、iTVの登場によりスマートテレビの波が本格化する。
googleTV(Android系)が先に来た場合、
日本でのスマートテレビ自体の普及は遅れるだろう。
なぜなら、その場合「ガジェッターのツール」という印象になり、
一般ユーザーの心理的距離が遠くなるからだ。
(appleはオシャレな電機メーカー、googleはIT企業という印象だから)
さらに地デジ対応でテレビを買い替えており、
新しいテレビの購買意欲は極端に低くなるだろう。
ただ、どうなった場合でも、
スマートテレビの波は確実に日本に来るということ。
そしてそのときに勝負できる準備を整えておくことで、
世界に挑戦するチャンスが芽生えるだろう。