クリシュナ・ジャンマーシュタミーは、クリシュナ神の生誕祭です。
drikpanchangによれば今年は日本では8月11日~12日
アシュタミ・ティティは8月11日午後12時36分~8月12日午後2時46分
クリシュナは、シュラヴァナ月のクリシュナパクシャの8日目、アシュタミー・ティティに生まれました。
過去にクリシュナと数字8との興味深いつながりを記事にしたことがあります。
一般的に、どんな凶星の悪いアスペクトもその惑星の支配するティティに関連する神々を礼拝することにより、その悪影響を取り除いて吉星の恩恵を得ることができる、とされています。
アシュタミー・ティティの支配星はラーフです。
アシュタミー・ティティのときは重要な決断や行動は避けるべきとされているのは、ラーフの影響があるからなのかもしれません。
ラーフは、転生の原因と束縛(カルマ)を表します。
クリシュナ・ジャンマーシュタミーの日に幼いクリシュナの御姿(Bal-Gopal)を礼拝することは、ラーフの最善の処方のひとつであり、この転生の原因となったカルマを克服することができるといわれています。
シュリ・サティヤ・サイババによって物質化された幼いクリシュナのイメージ
シュリ・ユクテスワによれば、それぞれのティティは異なるチャクラを活性化させます。
シュクラパクシャのアシュタミー・ティティはアナーハタチャクラを活性化し、クリシュナパクシャのアシュタミー・ティティはマニプーラチャクラを活性化。
現在はクリシュナパクシャのアシュタミー・ティティです。
・Aum Namo Bhagavate Vasudevayaのマントラを唱える、あるいはバジャンとして歌う
・バガヴァッド・ギーターやシュリーマド・バーガヴァタムを読む
・瞑想
・フルートの音楽を聴く
などの行為が勧められます。
バーンスリーの人間国宝 パンディット・ハリプラサード・チャウラースィアー氏による演奏。
動画解説によると、このラーガはカーフィタート・ラーガとも呼ばれる。
スワミ・ハリダスによって生み出された。
彼はこのラーガを歌うことによってクリシュナを地上に顕現させ、クリシュナが神像の姿をとったと信じられている。
その神像は、現在もマトゥラーで見ることができるという。
クリシュナバジャン
Jai Sri Krishna !