思いが嬉しい バジル蕎麦 | 1級フードアナリストMasaki

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一流シェフじゃなくても、理屈抜きでお母さんや妻の味が一番だったりする。
命をいただく。感謝と敬いの心を忘れない。
FOOD・A Masakiが日々の中で、食文化、食空間、お客様とお店の通う想い。を何気なく紹介。
楽しく食べたい人と、ガンバル飲食業界を応援。

『つきあってよっ』ってメンクイ(麺喰い)な女友達
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お目あては、バジル蕎麦。
つけ汁一面がグリーン⁈って、これがバジル!
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蕎麦は、
この店ならではの味わいを生み出す為に、製麺所泣かせな蕎麦を完成させてお店に出している。
実直に美味い蕎麦だ。
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食べ進む時間を考慮して、そこの方にはほんの少しだけお水。蕎麦の旨さを損なわないための配慮という。製麺所泣かせの麺は、店主にも気を使わせる麺だったりする。

全ては、お客様に美味しく啜って貰いたい一心。


そんな蕎麦屋 そばうさだから、ただバジルを入れて終わりではない。つけ汁の濃さ甘さの試行錯誤で行きついたつけ汁。他のつけ汁でも食べてみたけど、バジル蕎麦専用に作りました、っていうのが腑に落ちるマッチング。

温かくなくても違和感なく美味しいトロ~リたまご、チャーシュー、ねぎ、かいわれ、レモン。
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美味いもの何でも入れちゃえっていう商品開発エピソードを他社で聞いたことがあるけど、この器の中は一度にそれぞれが美味い役割を果たしてる。なんかよく考えたら贅沢な蕎麦だなぁ。

お店のみんなの顔見て、思わず嬉しい気分。
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この冬はちょいと辛さを感じる蕎麦…だよ。

人の思いが聞けて、顔が見えるお料理っていいよね。
立ち喰いだけどね、元々蕎麦はサッと立ち寄って食べられた屋台もの。過ごし方でカウンター越しの割烹みたいな贅沢時間

~食に記憶するしあわせ~

写真:菅沼 雅貴