齢を重ねても築地で父と子

離れて暮らし何十年ぶりかで父と２人並ぶカウンター。心持ちもいつもと違う。父の子であり、世帯を持った男同士。私が畏怖した存在であり、カッコよくて、とにかく大きく見えた存在。
２人で居ると昔を思い出す。魚屋(個人店)で買う昭和の食卓の鮪は、平成のお店(スーパー)では並ばない贅沢な質のネタ。子供の頃から食卓にあがるおさしみは鮪が多かった。父がこんなにも鮪を好きだったなんて。
～食に記憶するしあわせ～
2015.11.11(wed)築地

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