O・MO・TE・NA・SHI | 1級フードアナリストMasaki

1級フードアナリストMasaki

一流シェフじゃなくても、理屈抜きでお母さんや妻の味が一番だったりする。
命をいただく。感謝と敬いの心を忘れない。
FOOD・A Masakiが日々の中で、食文化、食空間、お客様とお店の通う想い。を何気なく紹介。
楽しく食べたい人と、ガンバル飲食業界を応援。

よろこびを交わしてカタチになる“おもてなし”
そっと添えられた心遣い・気遣い
一歩引いた忍ばせたもてなしが…日本のホスピタリティか
隠し包丁に利休箸をみる思ひ
FoodAnalyst菅沼 雅貴

以下が友人が公開したエピソード

     【 鮨屋さんにサービスの原点を見る 】

行きつけの鮨屋さんにスタッフと。あうんの呼吸という言葉は彼のためにあるのだろう。カウンターに座るとなにも言わないでもいつものお酒と熱いお茶が運ば れてくる。・・・・・・。そのまま放置されること10分以上。「そろそろお鮨が食べたいなぁ。今日のネタはなにかなぁ?」って思ってると。

 「苦手なネタはなんでしたっけ?」
 「貝は嫌いですよ。」
 「いい貝が入ったので行ってみますか。これが貝ね!」
 「苦笑」

これが、、、うまいぢゃないか。これも、、、うまいぢゃないか。私の嫌いなミル貝は、、握らないのね。隣のお客にはミル貝が。そういや、1年ほど前にミル貝が出たとき手をつけなかったなぁ。覚えていてくれたのね。

貝が嫌いと言っても「全ての貝が嫌いとは限らない」。苦手な味や食感を覚えてて、それぞれの貝に仕事をほどこしてある。隠し包丁にスダチを搾って。

      【サービスとは相手のことを深く知ること】

学ばせていただきました。ありがとう。