雑学としての NPT | 60歳を迎えて、思うこと。

60歳を迎えて、思うこと。

いつの間にか、「60」という年月が経ちました。
残り少ないか多いか?わかりませんが。
じじぃ~の「ひとりごと」を細々と続けられれば。。。

雑学としての NPT

にゃあにゃあ
わんわん


NPT(核不拡散条約)
って な~~~に???

【Gemini】様に 聞いてみた!


# ==== 【Gemini】様
 1. NPTはいつできたのか?

* 採択: 1968年(国連で可決)
* 発効: 1970年(正式にスタート)

冷戦の真っ只中、「このままだと世界中で数十カ国が核を持つ地獄絵図になる」という危機感から、米ソが主導して作られました。

条約の中身は「1967年1月1日より前に核実験を成功させた5カ国(米・ソ・英・仏・中)」だけを『正規の核保有国』と認め、それ以外の国には『金輪際持つな』と約束させるという、強烈な線引き(後出しジャンケン封じ)でした。


 2. 「批准しない(署名しない)」という最強の回避ルート
質問者さんが見抜いた通り、国際法は「合意した国しか縛れない(任意参加)」のが基本原則です。

「5カ国だけズルい!」「うちの隣国が怪しいから自衛のために核が欲しい!」と考えた国々は、非常にシンプルな行動に出ました。「NPTなんて最初から加盟しなければいい」です。

| 国名 | NPTへの対応 | どうなったか? |
| インド | 不参加(最初から署名せず) | 「不平等な差別条約だ」と批判し、1974年に核実験。核保有国へ。 |
| パキスタン | 不参加(最初から署名せず) | 宿敵インドに対抗するため核開発。1998年に核実験し核保有国へ。 |
| イスラエル | 不参加(最初から署名せず) | 「核を持っているか否かも言わない(曖昧戦略)」で実質保有。 |
| 北朝鮮 | 一度加盟した後に「脱退」 | 1985年に加盟したものの、査察が入ると2003年に脱退を宣言して核実験。 |

NPTの枠外にいた(または抜け出した)からこそ、彼らは「国際条約を破っていない(そもそも縛られていない)」という顔をして核兵器を持つことができたのです。


 3. なぜ日本やドイツは不平等なのに批准したの?
ここで疑問が浮かびます。「じゃあ何で日本やドイツ、その他190カ国以上の大部分の国は、こんな不平等条約を批准したのか?」

理由は3つあります。
1. アメリカの「核の傘」があったから
* 日本やドイツは、自分で核を持たなくても「米軍が守ってあげるから加盟しなさい」と説得(圧迫)されました。

2. 原子力発電の技術をもらうため(平和利用の保障)
* NPTは「核兵器は諦めろ。その代わり、原発などの平和的な原子力技術は5カ国や先進国が教えてあげる」という取引(ギブ・アンド・テイク)の条件が付いていました。

3. 国際社会からハチの巣にされる(経済制裁)
* 圧倒的な大国(米ソ)が作ったルールを無視して非加盟でいると、「お前、核開発する気だな?」と貿易を止められて経済が干上がるため、断れませんでした。


 まとめ
* NPTは1970年に発効した。
* 「加盟しなければ縛られない」という国際法のルールを突いて、インド・パキスタン・イスラエルは不参加のまま核保有を達成した。
* 北朝鮮は「脱退」という裏技を使った。

まさに「真面目に条約を守った国だけが核を持てず、空気を読まずに無視した国や抜け出した国が核を手に入れた」という、国際政治の矛盾そのものの歴史です。
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