ガラスの人は始まりの日を愛さない
ガレキにまみれて伸ばす指先
触れてみたものにいつも
傷つけられていたんだね

ガラスの人の涙は儚く
雑踏の風が乾く街に
もう何度目かの雨が降り
見上げることを忘れたんだね

ガラスの人の願いは悲しく
遠い過去に忘れ去られた駅舎
たった一つの窓辺から
さよならを告げていたんだね

ガラスの人は空を見上げて願う
明日の夢に翼を描き
傷つく弱さがまた
君と僕は同じなんだね