ひとり歩きした平日の午後に
右腕の時計の針は止まっていた
ふたつとない今日を眺めて歩く

街のスピードに
追いつけなくて
時計の針に
突き動かされてるんだ

僕だけのリズムに気付いてよ
有り余る虚像の海で
分からない嘘で包んでよ
声なき声で良い

デスクの上で溜まった書類崩して
窓の向こうに目をやる余裕もなく
なんとなく見えそうなため息をつく

思い描いては
枯れる花に
経験則から
身構えてしまうんだ

疲れた羽根を癒してよ
ありふれた愛情を側に
儚くなる檻で
少しだけ休めたら良い

ささやく様に明日へ誘ってよ
優しい風景に騙されたふりしながら

あたためた思い失くしても
たどり着く場所はあるさ
でも壊れたカギで開けた
古びた景色が良い