会いたい
つぶやく私にあなたは何を言うでしょう
一本道の様に見えた私のすぐ目の前を
二度とは聞けないさよならが
駆け抜けて行きました
鏡に映る今日の私は今さらだけど
あなたには見せたくないから
せめてもとあの日の別れを
綺麗なものにしてとっています

もういくつも言い残す事はないから
ひとつひとつの言葉を
大切にしておきたい
かえすがえすは言わないけれど
私には悲しい事さえ多過ぎた
あなたとの思い出が頼りなのです
あの日々を返してと願う言葉はどれも
空しく夢に散るでしょうけど
ひとつぐらいは言わせて下さい

どれだけの月日が癒やすかなんて
もう何の関係もない事
さざ波がさらい残していく心に
訊くまでもない
そんな事だけが分かりすぎる
泣き損ねの今日の私は
迷っていたくて
春の日を彼方に探しに行きました
つまらない事だねって通りすがる誰かが笑う
そんな時ぐらい私は私らしくいられる気がします