まるでのら猫みたいに
懐かない君が
都会の路地の片隅へ
駆けていく

愛されることに
慣れないことは
寂しくはないと
震わせた肩背を向けて

幼なさの残る影
街中の足音を避け
雑踏の中に溶け込まぬ様
生きていく

人波の孤独
遠い目で見つめて
切なそうに笑う
それがいつものように

まるでのら猫みたいに
馴れ合わなぬ君が
本当は一番この街に
似合っているのは不思議だね