定めのままに飼われて
微笑む弱さに
波紋を作る涙が
言葉を失くしている
手探りの痛み
心をさえぎり
影に口づけているから

鼓動の中に閉ざされ
空しいささやき
浮かんではすぐ溶け出す
言い逃げの陽炎
言葉だけでは知ってた
刻まれた思いが
やがて背中を押すから

時の重荷に答えは流れ
沈む体は芯から目覚め
それでもさびついた空は
訳さえ訊かない