あなたとのちいさな約束
春の陽に一日中私を照らして
一本道のその先の分かれ道で
言葉探すように何も言えず
遠ざかるその背を見つめていました
月日は駆け足で過ぎ去って
明日はきっとって生きてきました
あの日々はいつかひとつひとつが
私の中で答えになるでしょう
風化する思いを昨日の事の様に
させてくれるのはあのちいさな約束
どんな事でも若さの木には色づく
とてもちいさな事さえも
私もあなたも知っていましたから
最後の一日までは誰にも邪魔されず
その肩を抱きしめていました
窓を叩いた風が時の終わりを告げると
四畳半ふたりだけが入りきる部屋に鍵をかけ
歩きなれた道をかみ締めながら歩いて行きました
街を背に生きた事はふたりにとって
かけがえのない儚さだから
声にしない言葉で残していきます
みんなやがては街にとけて
もうカメラの作る写真にさえも残ります
悲しいほど冗談にされる熱情も
あの頃に触れたら
確かにそこにあるでしょう
何度目か季節が巡り
私は知らないあなたと
あなたは知らない私が
ちいさな約束に交わります
それは老いても同じ事
昨日の続きに私たちのちいさな心を残しましょう
春の陽に一日中私を照らして
一本道のその先の分かれ道で
言葉探すように何も言えず
遠ざかるその背を見つめていました
月日は駆け足で過ぎ去って
明日はきっとって生きてきました
あの日々はいつかひとつひとつが
私の中で答えになるでしょう
風化する思いを昨日の事の様に
させてくれるのはあのちいさな約束
どんな事でも若さの木には色づく
とてもちいさな事さえも
私もあなたも知っていましたから
最後の一日までは誰にも邪魔されず
その肩を抱きしめていました
窓を叩いた風が時の終わりを告げると
四畳半ふたりだけが入りきる部屋に鍵をかけ
歩きなれた道をかみ締めながら歩いて行きました
街を背に生きた事はふたりにとって
かけがえのない儚さだから
声にしない言葉で残していきます
みんなやがては街にとけて
もうカメラの作る写真にさえも残ります
悲しいほど冗談にされる熱情も
あの頃に触れたら
確かにそこにあるでしょう
何度目か季節が巡り
私は知らないあなたと
あなたは知らない私が
ちいさな約束に交わります
それは老いても同じ事
昨日の続きに私たちのちいさな心を残しましょう