明け方に見つけた花ひとつ
夜の闇にめげずそこにいてくれた
光がこぼれずここにも射したから
僕がそっと手を伸ばした時
風にただ揺らめいては今日の方に向き直る
健気でかわいい春の夢の様に

街はもうとても複雑だから
何かを見つけようとしても
お気に入りの歌以上のものは見つけられない
それでも僕は両手を見る
明日が見えている気がしたから
だから答えなんか求めないで歩いていこう

この一日が昨日になる前に
街中を残さず足跡でうめて
少しでも優しい僕でいられる様に進む
消え入りそうなあの景色を心に収めて
いつでも近くて遠い日が
明日になるように願いながら

道の先でいつも誰かに出会うけど
罪の数ばかり探していた
そんな厳しい冬の日を越えて
今は先々の春を信じたいから
目の前にいる君の思いも
僕と同じなんだと分かち合う事から
始めようと決めたんだ