Japan.tomorrow starts here.
日本政府インターネットTV (Japanese government internet TV)で、日本を世界に紹介するCMが放送されている。
日本を紹介する場合、歴史建造物や観光地、伝統芸術など過去の文化とアニメやモノを作る技術、電化製品など今の日本の文化の紹介が多い。戦後の日本、それまでの日本とで大きく変わる。
イタリアに10数年過ごしている方のコラムをだいぶ前に読んだ事があった。そこには日本の外交官がパーティーに呼ばれた時に羽織袴で行くと書いてあった。日本に関心を持ってもらおうとのことだが、なんとも情けないことだと書いてあった。
オリンピックでも各国が自国の衣装を着て開会式に出る事も多いが、This is 日本を紹介し、外国人に関心をもってもらおうとすること自体はとても良い事だと思う。しかし、ハッキリ言って日本はすでに世界ではかなり認知度の高い国である。民族衣装を着て入場する国々は、まず世界に自分の国を知ってもらたいという思いがある。日本はたくさんの国に知られている。
もちろん、まだ日本という国を知らない国もあるのかもしれないし、そういった国にはThis is 日本という紹介のやり方は正しいと思う。けれど、おそらく日本を紹介する色んな媒体は、ヨーロッパとかアジア、アメリカといったある程度日本の事を知っている国の方に対しての宣伝なのではないかと思っている。要は日本に来てもらう事を目的として作られているのではないだろうか。
この政府サイトの出来不出来は色んな意見があるのかもしれないけど、良いなと思ったのは、「安心・安全な国である」という事もメッセージとして送っていることだと思った。
同じ商品でも、創業200年の老舗と、先日オープンしましたというお店では、好奇心からすれば新しいものかもしれないが、安心・安全を考えるとほとんどの人は老舗に足を運ぶと思う。
歴史的建造物が残っているのも何千年の歴史があるからで、モノ作りが優れているのも、良いものは長く使えるという日本人の考え方から生まれていると思うし、世界的に日本食がヘルシーな食べ物として評価されているのも、全ては安心・安全であることが国家国民の精神の根底にあるのではないかと思った。
安全な国に安心して訪れる事ができ、なおかつその国の全く違う過去と今を感じることができる国は、世界中探しても日本以外にはないのではないかと思った。
安心・安全は信用を作るし、商売の分野でも同じことが言えるなと思う。
洋服という日本の歴史から少し外れた分野だが、精神はそうありたい。