水槽のガラス面にぶつかるような行動が顕著な場合、アンモニアが発生しているか亜硝酸がが発生していて、視神経に問題が発生したかか酸欠による失神が考えられます。

どちらにしてもとても危険な状態です。


フグは失神していても、泳ぎ続けます。

餌を食べずに泳ぎ続ければいずれ死んでしまいます。

この症状は飼育初期の水質悪化で起こり易い症状です。

このような事態になった場合、最悪の事態を覚悟しなければなりません。



水槽にバクテリアが大切なことは分りましたが、バクテリアが繁殖しすぎて問題は起こらないのでしょうか?

答えは必要な数以外は増えないのです。

理由は魚が食べ残す餌と食べた餌の量に比例しますので、一定の繁殖で止まる事になります。

つまり必要な数しか繁殖しないことになります。


人工のバクテリアなどを添加した場合には一時的にバランスが崩れることがあります。

ですから、ある程度出来上がった水に人工のバクテリアを添加する場合には注意が必要です。


また、低水温時などバクテリアの繁殖が著しく低下するときがあります。

PHによってもバクテリアの繁殖が難しくなることがあります。

通常淡水ではPH6.0~7.8、海水では7.5~8.5が最もバクテリアが繁殖しやすい範囲と考えられています。

また温度帯では、淡水・海水共に26以上がバクテリアの繁殖に適している温度と考えられています。

バクテリアとは何でしょう?

答えは微生物です。

バクテリアは地球上のどこにでもいて、必要な所に必要なバクテリアがいるのも特徴です。


ではなぜ、バクテリアは必要な所にいるのでしょう?

答えは、バクテリアは私たちが呼吸している大気中に漂っていて、自分の餌となる物質を見つけるとそこに飛びつく習性を持っています。

ですから水槽を立ち上げる時、その水槽の中に餌となるアンモニアや亜硝酸があると飛び込んで来るのです。


バクテリアにはいろいろな種類がありますが、大きな括りとして酸素を必要とするもの、酸素を必要としないもの、少しだけ酸素を必要とするものなどに分けることが出来ます。

私たちの水槽では、酸素を好む好気性のバクテリアによって、たんぱく質→アンモニア→亜硝酸→硝酸塩と変えていきます。

次に空気を必要としない嫌気性のバクテリアによって、硝酸塩は窒素と酸素に分解され、植物に吸収されることになります。

魚に餌を与えた時に少し生臭い匂いがするのは、バクテリアによって分解されている証拠なのです。


フグは狭い場所が落ち着くようです。

少し暗くて体がやっと入るような狭い場所を好みます。

我が家では水中モーターの上が寝室になっています。

2匹のフグが折り重なって寝ている姿を見ることが私の至極の時間です。