失業者の覚え書き -7ページ目

失業者の覚え書き

廃人に成り下がるであろう自分への戒めとして記す。
後に、今の自分の行いを忘れてしまわぬよう。

三鷹に降り立った。
恐らくそこは初めて来る場所。

仕事上、都内はかなり回ったが、まだまだ知らぬ土地もある。ここもその一つだった。
三鷹駅周辺は都内らしく都会らしさが賑わってはあるが、駅を少し離れると、案外閑散としている。
都心部とはやはり違うものだ。

商店街通りではあるが、軽くお茶が出来る店などなかった。
そう言えば朝から何も食べていない。
思い出したかの様に、急に腹が減ってきた。
仕方ないが、腹を満たすのは事が終わってからにしよう。

三鷹職安に到着したのは既に四時半を回っていた。
相変わらず公の機関は何故にこうも込み合っているのか。
役所もそうであったが、相変わらず職員の対応は理解に苦しむ。
説明の意味が理解難い。
私の理解力が乏しいのか。
これは職員の問題ではないと思わせる。
手続きがあまりに複雑なのだ。
誰がこんな複雑な手続きを理解が出来るのだ。複雑にすることに何の意味があるのだろうか。

混み合う理由はそこにあるのではないだろうか。


新しい地で受けたのは、希望ではなく洗礼だった。