失業者の覚え書き -8ページ目

失業者の覚え書き

廃人に成り下がるであろう自分への戒めとして記す。
後に、今の自分の行いを忘れてしまわぬよう。

さすがにじっとしていられなく、職安に向かった。

時間に捕らわれない生活になったはずだが、何故かあせりが募る。
いずれにしてもこの地で仕事を探すつもりはなかったが。

自分と同じような立場の人をインターネットで調べてみた。

40過ぎの再就職はかなり厳しいらしい。
当然である。
仕事はあるが、年齢で雇用してもらえない。
やはりそうであろう。
若い人が就職難なのだから、高齢者はなおさらである。

だが何故、この土地で働くつもりが無いにも関わらず、この無駄な衝動を起こすのか。
まだ、心から決心が付いていない。
東京を後にすることを。


職安に向かっている時に気がついたが、通勤定期の期間が終了していた。ここからは全て実費となる。
これも失業の実感を改めて認識させられる。

池袋の職安に着いたのは三時を少し回った頃だった。
到着するなり手続きをと思い総合窓口に行く。
受付の女性と話すやいなや、手続きはここでは出来ないと。
どうやら居住地により管轄が違うらしい。
私の居住では三鷹が管轄との事。
大急ぎで三鷹に向かうことになる。
時刻は既に三時半。
いきなり出鼻をくじかれた。
と言っても、調べもせずにそこに向かった、自分のせいではあるが。自業自得である。

ともかく急ぐことにする。