失業者の覚え書き -14ページ目

失業者の覚え書き

廃人に成り下がるであろう自分への戒めとして記す。
後に、今の自分の行いを忘れてしまわぬよう。

本当に良い天気だった。
昨日までの雨風が嘘のような。

暖かい日差しの中、家に戻る。
折角なので散歩でもすれば良いのだが、そんな気にもなれず。

アパートに着くと郵便が届いていることに気がついた。
元の会社からの退職書面一式。

ここに来て今頃失業者としての実感がわいてくる。
私は何をやってるんだろう…。

明日には役所に行き、手続きをする事にする。


そんな思いの所、元会社の同僚からの電話があった。
会合の誘いだった。
その後も違う同僚から別の会合の誘いが2件。
なんと珍しく重なるものだった。
有り難いことだ。

誘いは予定としてありがたく受けることにする。


だが、元の会社の人々からは恨まれる事はあっても、讃えられる事はないはずだ。
卑屈に考える事が良い方向に行かないことは良く知っているが、今の自分では仕方がないことだろう。