4月桜の頃。昨年はすでに散っていたしだれ桜。
ニュース・ステーションでも放映された“又兵衛”。
今年は旬の時期に見ることができた。
老木だが実に華やかで美しい。


sakura2


歳を数えることができるようになり、桜や紅葉を好む己を知る。
都会のふりをしている大阪より、奈良の片田舎の居心地がよい。
日々の出来事については、苦にせず楽しむ気持を持つ。
他人事とはいえ、一瞬でもキチンと向き合う。
身の周りのいろんなことを感じていたい。
若かりし頃の感じ方とは一線を画して。

*********************************

バーズの歴史はメンバーの変遷やサウンドの変化がめまぐるしいが、視点を少し遠くして眺めてみると、そのカラーには筋が通っているように見える。Younger Than Yesterdayは肩の力を抜いて聴ける楽しいアルバムだ。

アーティスト: The Byrds
タイトル: Younger Than Yesterday
新クィーンのボーカリストとしてのポール・ロジャースは、
『若い元気なオジサン』に映るが何か外しているような・・・。
フリーの彼は活きていた。
もちろん、ポール・コゾフの泣き泣きギターとのコンビネーション。
バンド特有の間あい。
Tons Of Sobsを聴くと、
どこにもない骨太のブリティッシュ・ブルース・ロックを、
彼らのスタイルで確立してしまっている。
アメリカ系の匂いはなく、
初期のフリートウッド・マックやサボイ・ブラウンのような線の細さもない。
ジミー・ペイジとも会わなかったポール。
フリーが一番。
アーティスト: Free
タイトル: Tons of Sobs

絶対良いはずと思いながら
裏切られたくなくて
あまのじゃくで
いままで避けてきた

見て見ぬ振り
メジャーだから
グラミー賞だから
あまりにアメリカンだから

この歳にして初めて
こんなに響くなんて
美しいメロディとワーズ
媚びない可愛げのある歌唱

こんなにシンプル
こんなにさりげなく

素直に訳してみた
キミのために
**********************************

アーティスト: CAROLE KING
タイトル: Tapestry (Rmst)

キミが落ち込んだら
キミが恋に傷ついたら
そして、何もかもがうまく運ばなかったら
眼をとじて僕のことを思い出しておくれ
すぐにキミのところへ行って
暗闇から救ってやるよ


僕の名を唱えると
どこにいるか分かるよ
僕はキミの元へ駆けていく
春夏秋冬いつでも
呼ぶだけでキミの側へ
僕はキミの友達

キミの空が雲で埋めつくされたら
キミの未知が北風に遮られたら
気持ちを集中して僕の名を叫んでおくれ
キミにはきっと聴こえる
キミのココロの扉をノックする音が

僕の名を唱えると
どこにいるか分かるよ
僕はキミの元へ駆けていく
春夏秋冬いつでも
呼ぶだけでキミの側へ
僕はキミの友達

僕はキミの友達だよ

冷ややかなヒトは、キミを傷つけたり見捨てたりする
気持ちを許せば、キミの魂を奪ってしまうよ
だけど、そんなことはさせない

僕の名を唱えると
どこにいるか分かるよ
僕はキミの元へ駆けていく
春夏秋冬いつでも
呼ぶだけでキミの側へ
僕はキミの友達