新クィーンのボーカリストとしてのポール・ロジャースは、
『若い元気なオジサン』に映るが何か外しているような・・・。
フリーの彼は活きていた。
もちろん、ポール・コゾフの泣き泣きギターとのコンビネーション。
バンド特有の間あい。
Tons Of Sobsを聴くと、
どこにもない骨太のブリティッシュ・ブルース・ロックを、
彼らのスタイルで確立してしまっている。
アメリカ系の匂いはなく、
初期のフリートウッド・マックやサボイ・ブラウンのような線の細さもない。
ジミー・ペイジとも会わなかったポール。
フリーが一番。
アーティスト: Free
タイトル: Tons of Sobs