『日本製品ボイコット』を叫びながら日本製品を略奪した。言行が一致しない | 今日の嫌韓・嫌中の極秘・情報と、安倍さん麻生さん応援!

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 【青島(中国山東省)工藤哲】

割られたガラスの破片が残り、放火で全焼後も煙がくすぶる。日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に抗議し、中国各地に広がった反日デモ。山東省青島市では16日朝、日系のスーパーや工場、自動車販売店は無残な姿をさらしていた。

「『日本製品ボイコット』を叫びながら日本製品を略奪した。言行が一致しない。ただの暴徒だ」日系スーパーの経営者は肩を落としていた。

 

青島市中心部から海を挟んで西に位置する黄島区。06年に開業した「ジャスコ黄島店」。2階建て建物のほとんどのガラスが投石で割られた。地面には、こぶし大のレンガが目についた。

「日本ばかやろう」「日本鬼子(日本人への蔑称)は死ね」。壁には黒や赤のスプレーで落書きされている。「ひどい状況です。これが正義、愛国なんですかね」。

経営に携わってきた青島イオンの折口史明社長(49)は悔しさをあらわにした。

反日デモは15日午前に起きた。数百人の集団が膨れ上がり、約3000人のうち150人ほどが暴徒化した。警察の制止を振り切り、鉄パイプで店の窓ガラスを割り始めた。

店内の食品や家電、薬、貴金属などを次々に奪った。約550人の従業員はすべて中国人で、利用者も地元の中国人がほとんどだ。客や従業員にけがはなかったが、被害総額は2億元(約24億円)は下らず、営業再開には2カ月以上かかるとみられる。

青島イオンは、地元学生への奨学金支給や緑化事業などの社会貢献でも知られる。「中国共産党のためでも日本政府のためでもなく、現地の人に喜ばれる企業になれればと地道に事業に取り組んできた。

ただ反日と叫んでたたき壊す行為が愛国なのか。間違っている」。折口社長は声を荒らげた。  日系企業が集まる工業地帯周辺では、トヨタや日産などの日本車販売店が放火され、横転した車が残されていた。「写真を撮るな」。警官が制止し、立ち去るよう命じた。

「ここではまだ日本人だと分かれば、いつ住民に襲われるか分からない。日本語はくれぐれも話さないように」。日系企業に勤務する地元の中国人女性はこう記者に助言した。さらに女性は「デモは日系企業が標的にされた。デモの参加者の間で企業のリストが出回っていた。計画的だった可能性が高い」と明かした。”

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