みなさまこんにちは! 代表の湯浅でございます!
さて今日は・・・・ちょっとだけ僕の最近の思いを書かせていただきます。
【小さな復興プロジェクト】を発足したのは震災後一カ月が過ぎた頃でした。
僕は本来、地域や商業施設、商店街などの活性イベントを企画・運営する会社をやっておりました。しかし、震災で全ての経済活動が止まってしまい、だけども自分の会社の経営を続けるためには、会社の収益を上げなきゃいけない。
なんとかしなきゃ・・・
と思い、震災で中断していたイベントの趣旨を変えて動き出したら・・・そこに思った以上のニーズがありました。
そこで!
震災前にイベントを企画していた女川町、お世話になってる方が沢山住む女川町をなんとかできないか?
魚がちゃんと取れるようになるまで・・・新たな産業を生み出せばよいのではないか???
という想いの中産まれたのが【onagawa fish】でした。
そしてその取り組みがメディアに取り上げられ、多くの方の賛同を頂き、これもまた想像以上に大きくなっていきました。
けど、長期的に続けることの難しさは、立ち上げ当初より感じておりました。
震災から2年以上経ったいま、おそらく他の支援団体も、被災地域で頑張ってる事業さんたちも、メディアから震災の情報が消え、震災の風化が進み、一番苦しい時期を迎えていると思います。
いつになったら、災害公営住宅ができるのか、いつになったら家が建てられるように7なるのか、いつになったら前みたいに沢山の加工場が復活するのか・・・・いまだに被災地域の人たちは、まったく先が見えない状況なんです。
だから今こそ・・・
改めて被災地域の住民の苦しさを、誰かが伝えていかなければいけないと、切に思うんです。
何もない場所での自助努力の限界を、誰かが伝えていかなければいけないのです。
想像して欲しいんです・・・
同じ日本の中に、一瞬で全てを奪われ、2年経った今も全く先が見えない場所で生きなくてはいけない人がいることを。
明るいニュースの裏に隠された、苦しい現実があることを。
そして、震災直後のように沢山の方の意識がそこに向けられる事だけで生まれる“力”がある事を。
その“力”が、新しい町を創りだすのだと思います。
ブログには重い内容は極力書かないようにしてきましたが・・・書いてしまいました
応援してくださる皆さん。これからもよろしくお願いします![]()
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