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■■1.教材の紹介
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問題の本質に迫るトヨタ自動車発の手法、
”Ask Why 5 Times!“について読み進めています。
そろそろ終盤に差し掛かりまして、
まとめに入っています。
↓ ↓ ↓
https://www.mindtools.com/pages/article/newTMC_5W.htm
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■■2.原文
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The 5 Whys uses "counter-measures," rather than solutions. A counter-measure is an action or set of actions that seeks to prevent the problem arising again, while a solution just seeks to deal with the situation. As such, counter-measures are more robust, and are more likely to prevent the problem from recurring.
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■■3.日本語訳(意訳)
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”5 Whys”技法では、
解決策でなく、対抗手段を模索します。
「対抗手段」と言うのは、
問題が再び起こるのを防止するアクションのことです。
一方、解決策というのは、
単に状況に対処することを目指すものです。
だからこそ、対抗手段の方がより強力であり、
問題の再発防止をより確実なものにします。
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■■4.英語学習上のポイントと説明例文
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今回原文を参考に、
可能性を示す“likely”についてまとめてみます。
使われるパターンとしては、
“be動詞 likely to ~”、
“be動詞 more likely to ~”、
“be動詞 most likely to ~”、
及び、
“it is likely that ・・・”があります。
採用される訳語の例としては、
「~しそうである、可能性がある」、
「~する可能性が高い」、
「大いに~しそうである」、
及び、
「・・・の可能性がある」。
どれも、
かなり頻繁に使われている表現です。
説明例文1)
He is likely to forget.
(彼は忘れそうだ。)
説明例文2)
Men are more likely to commit crime than women.
(男性は女性よりも犯罪を犯しやすい。)
説明例文3)
That kind of problem is most likely to occur in Japan.
(その種の問題は、
日本で起きる可能性が非常に高い。)
説明例文4)
It's likely that the company will cancel this contract.
(その会社はこの契約を
キャンセルしてしまう可能性があります。)
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■■5.ビジネス英文メール道場(今日のお題)
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今回は、
“be動詞 more likely to ~”を応用して、
「○○倍~しそうである」を使った文を考えます。
“be動詞 ○〇 times more likely to ~”
という形です。
■想定する背景状況:
消費者の力が相対的に大きくなったことに伴い、
どんなビジネスでも、
提供した製品やサービスに対する
顧客の満足度の調査(サーベイ)を行います。
今回は、
製品を統括する立場の人のつもりで、
サーベイを行う目的を社員に説明しています。
■メールに書きたい内容:
「上得意顧客は、
辛辣な評価を下す顧客と比較して、
将来も我が社と取引していただける
可能性が10倍高いのです。
したがって、我々の製品を使っての
顧客体験を理解するのは必須です。」
■回答例と解説:
先ずは、ご自分で作文してみて下さい。
その際、辞書をお使いになるのは構いません。
その後、
「7.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)」で
回答例と解説をご確認下さい。
なお、こちらは有料版限定コンテンツです。
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■■6.編集後記
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「もはや、ITの奴隷でしょう」
最近は、
伝統的なメールだけでなく、
Facebook、Twitter、Line等々
ITによって人と繋がるツールが山のようにあります。
一見便利なようですが、
四六時中スマホを手放さない人が続出の状況は、
異様とも言える風景です。
また、
やりかけの作業の途中で、
メッセージが入ってくることで、
作業が中断されることも増えました。
思い切って、
ITの通信手段を使うのは、
予め決めた時間に限定し、
それ以外の時間帯には切っておく・・・位の
荒療治に出ないと、
ITの奴隷になってしまいそうですね。
すぐに返事をしないと文句を言う人には、
反応が遅れることを予め
宣言しておくのがお勧めです。
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■■7.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)
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■■8.レポートのダウンロード案内
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