#164 Never wait for problems to occur. | 東大を目指す英語

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日常を英語の勉強の糧にする

今回から、

「Eat That Frog!」の第14章

“Put the Pressure on Yourself”

(自分自身に圧力をかけなさい)

からの引用に移ります。

 

 

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■引用文(一部、簡略化)

 

Many people are waiting for someone to come along and motivate them to be the kind of people they wish they could be.

 

 

■日本語訳

 

多くの人は、

誰かが現れ、

自分がこうありたかったと望む人物に

なるための動機付けを

してくれるのを待っています。

 

 

■英語学習上のポイント

 

この引用文は、

今回と次回の2回に分けて、

見ていきましょう。

 

 

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今回は、前半部分に注目して、

「~を待つ」という意味の

”wait for ~”という

用法についてです。

 

これ自体は、

中学時代から繰り返し聞いたもので

馴染みが深いものです。

 

今回の引用文では、

その発展系で、

”wait for ~ to ・・・”

(~が・・・するのを待つ)というものです。

 

例)

Never wait for problems to occur.

(問題が起きるのを待っていてはダメ。)

 

 

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なお、”wait for ~”が出てきましたので、

同じ意味に使える、

“await”も思い出しておきましょう。

 

書き英語の場合、

同じ表現の繰り返しは、

出来れば、避けたいものです。

 

実際、

幾つかの表現を使い分けられると、

それだけでも、

「格が上がった」印象になります。

 

“await”は、他動詞として使い、

直後に目的語を伴います。

 

 

実際、

自分か使った場面を思い出すと・・・、

 

例1)

We are awaiting a test result from the project team. 

(我々は、

プロジェクトチームからの

テスト結果を待っているところだ。)

 

例2)

We are awaiting further clarification on that issue.

(その問題に関しては、

もう少し明らかになるのを

待っているところだ。)

 

例3)

We earnestly await your reply.

(ご回答を心よりお待ちしております。)

 

 

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次回は、

同じ引用文の中で、

他のポイントを見ていきましょう。

 

 

 

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■編集後記

 

昨日の記事本文が、

お使いのメールソフトに依っては、

一部文字化けしていたようです。

 

CS(顧客満足度)を表す式で、

正しくは、

 

CS = Perception - Expectation

(顧客満足度 =

主観的認識 - 期待値)

 

です。

 

お詫びするとともに、

訂正させていただきます。