先日、久しぶりに諏訪湖畔を歩いた。
カモたちが気持ち良さそうに水浴びしている姿は微笑ましい
一見、綺麗な諏訪湖
最近はアオコの対策として植えられたヒシが水面を覆うように茂り問題となっているようだ。
生態系のバランスを保つことの難しさを諏訪湖をみていても感じる。
昨日は原村も雨の一日
読書日和とばかりに、図書館から借りてきた本のなかの一冊「神様のカルテ0」を一気に読む。
物語の舞台が信州ということもあり、自然や町並みの空気感が素直に伝わってくる。
研修医栗原一止と指導医板垣医師(大狸先生)の居酒屋での会話
「人間にはな、神様のカルテってもんがあるんだ」
「なんですか?」
「神様がそれぞれの人間に書いたカルテってもんがある。俺たち医者はその神様のカルテをなぞっているだけの存在なんだ」
「人ってのは生きるときは生きる。死ぬときは死ぬ」
昨年末から今年の春にかけて肉親や友人を見送くることが続き、その事実をすべては受け止め切れないまま時間が過ぎてゆく日々。
そんな時だったから尚更、「神様のカルテ」という言葉がわたしの腑にストンと落ちた。