昨日に続き雪の朝を迎えました。

いつもの年より早い雪景色。
こんな日は家籠りを決め込んで、本を読んだり音楽を聴いたり映画を観るに限りますね。


12日の朝焼け


本を読んでいると、心にとまる文章や言葉に出逢うことが多々あります。
最近読んだ『女たちのテロル』のなかにもたくさんありました。

「何ものにも、何ごとにも出逢いたくないと思っても、私は私を避けることが出来ない。
めざめれば私は私に逢う」

19歳の頃まで私は自分が好きになれずにいました。
ある日、13歳から書き始めた日記を読み返しながら、それなりに一生懸命に生きてきたじゃないか。
誰からも気づいてもらえない自分をせめて私だけは愛してあげよう、抱きしめてあげようと思えた瞬間でした。

この詩はその時の私の感覚にとても近いと感じて、思わず書き留めました。

「良き死は、逝く者からの最後の贈りものとなる」 
アルフォンス・デーケン

「たとえ世界の終末が明日であっても、私は林檎の樹を植える」
マルティン・ルター

どんな情況におかれても、いま自分ができることに精一杯取り組むということ。

これからの座右の銘になりそうです。