10月15日、東の空


10月15日、西の空


ああ自然!

自然には嘘いつわりがない。

自然は率直で、自由で、人間のように人間を歪めない。   (金子文子)


秋が一気に深まっていよいよ落ち葉の季節になってきました。


先日から『余白の春』、『女たちのテロル』と立て続けに金子文子に関する本を読み、その余韻からまだ抜け切れないでいます。


手足まで不自由なりとも

死ぬという只意志あらば

死は自由なり


獄中で、死を選ぶことによって自分の思想を生かそうとした金子文子らしい言葉だと感じました。

これを読んだ時、何故か状況は全く違いますが、自分が病気や今よりもっと年老いて手足が思うように動かせなくなった時のことを想像してしまいました。
そして、延命治療もふくめて、どのように生きたいか=死にたいかを周囲に伝えておく必要があるということ。
そうすることで、自分の意志で生を全うできるのだということ(意志あらば死は自由なり)を改めて思ったのでした。

ちょっと、飛躍し過ぎでは???
といわれてしまいそうですが、、、。