今日は山並みがみえる道で朝散歩。

景色は少しずつ秋色へと変わってゆきます。

朝晩は半袖だと肌寒く感じるようになりました。



最近は、本屋さんまで行って本を買うことがめっきり減りました。
図書館を利用したり、生活クラブで注文したり・・・といった感じです。


生活クラブの組合員さんが、おすすめしたい本を選んで紹介している「本の花束」。
毎回、読むのを楽しみにしています。


今回は紹介されていた本のなかの一冊『向田邦子の本棚』  河出書房新社

本が届くのをとても心待ちにしていました。

向田邦子   生誕90年

ああ、もうそんなになってしまうのか・・・と時の流れの早さに驚かされます。

向田邦子さんのシナリオや小説、エッセイを私が読み始めたのは亡くなられた後のことでした。

私が向田邦子さんを知ったのは24歳のころ。
TBSドラマ『冬の運動会』を観たことがきっかけ。
いまでも、もう一度観たい大好きなドラマです。

それ以前にも『時間ですよ』、『だいこんの花』、『寺内貫太郎一家』などの人気ドラマのシナリオを書かれていたのですが、それらのドラマをほとんど観たことがなかったので、″シナリオを書いたのが誰なのか″ということを意識することはありませんでした。

名前だけ知っていて作品は読んだことがないまま30代になった頃、『冬の運動会』のシナリオを読んだことがきっかけになり、当時出版されていたほぼすべての本を一気に読み漁りました。

原村に移住した時に、ほとんどの本を処分しました。

手元に残した数少ない本のなかに、向田邦子さんのシナリオや小説、エッセイがあります。


久しぶりに向田邦子さんの世界に触れられる本が届いて、読む前からわくわくドキドキ。


この週末の楽しみができました。