いよいよあと、数時間で新しい年を迎えようとしています。

きちんと大掃除もして、お節料理やお雑煮の準備も滞りなく終わらせ・・・とはいかないまま夜を迎えています。

元々、長野出身の私は大晦日には″お年取り″を必ずしておりました。
実家にいた頃は、ブリかサケの粕汁、茶碗蒸し、お刺身など、お正月のお節料理以上のご馳走が食卓に並びました。
子供の頃は大晦日のお年取りのご馳走はX'masのデコレーションケーキに匹敵する楽しみでした照れ

結婚後もメニューは変わりましたが″お年取り″は続けてきました。


原村に移住して3回目の大晦日。

大掃除・・・好い加減に

お昼は、余り物の野菜のパスタと昨日の忘年会の残り物のお肉とサラダ。

お昼の時に飲んだ小布施ワイン。
ムラサキ第五農場   ドメイヌソガ

滑らかな口当たりと渋味、酸味のバランスが魅力的。
美味しいです🎵


そして、大切なお年取りのご馳走は・・・
お昼に食べたパスタがまだこなれずとてもご馳走を食べる余力なし。

結局、湯豆腐、山芋の梅肉和え、野沢菜とすぐきのお新香、ハタハタの干物、豆苗のお浸しといったとっても地味~な献立に。

お昼も夜もお料理は好い加減・・・でした。


でも、″お年取り″の気分は味わいたい‼️
ひとつ年を取ることを祝いたい‼️と

日本酒だけはいつもより良いものをいただきましたぁ。


左側は獺祭磨き  その先へ
右側は純米吟醸  洗心

地味な食事も美味しいお酒があるだけで豊かで彩りのあるものに変わります。

ワインも日本酒も頂き物です。
くださった方の心遣いに感謝。

私はきっと、歳とともにますます″好い加減″になっていくことでしょう。
そんななかでも、豊かさや彩りを感じられる心だけは失いたくないと願っています。

令和元年は必ずしも明るい年ではありませんでした。
新しい年が少しでも明るい年になりますように。

皆さま、良いお年をお迎えください。