ウィーンの食を満喫する① | カプチーノを飲みながら

カプチーノを飲みながら

イタリア度95%、正直90%、おもいやり90%設定のブログです。

ウィーン国際空港到着!ステキな夜景がお出迎えしてくれました。

夜22時なのに到着ロビーには大勢の人で賑わっていました

 

さて

ぶっちゃけますと、僕がウィーンに来るのは今回が3度目。

音大時代に研修と演奏旅行で訪れているので、大体の観光スポットに足は運んでいるのです(忘れかけてるけど)

そしてF君もウィーンは来たことがあり、ほぼ観光地は見尽くしたらしい。

 

 

じゃあ、どこ行くの( ゚Д゚)

 

僕が映画のロケ地巡りを提案したら、F君も乗り気だったのでね。

今回は映画ロケ地巡りの旅になりました(別記事にまとめる予定)

 

逆にF君は食に強いこだわりがあるので、ウィーンでの食関連はお任せしました。

渡航前、F君が「ウィーンに行ったら絶対に食べておきたい料理」として挙げていたのは以下のとおり。

 

ヴィエナー・シュニッツェルとウィーン風ポテトサラダ

 

ウィーンの名物料理ターフェルシュピッツとアインシュペナー

オーストリアケーキの数々

よし、こうなったら制覇しよう!

 

そして、ウィーンに到着して最初に食べたのはこれです!

 

 

 

 

マックかいッ!!

夜の空港内はマックしか開いてなかったのです・・・

イタリアと比べると少し薄味だった印象。

 

フライトスケジュールを考えて、空港近くのホテルに宿泊。

駄目だ、オーストリア人の英語が聞き取れない!(自分の英語力を棚上げ)

ロビーはかなり広め、モダンなデザインなんだけどちょっと奇抜だったなぁ

 

 

翌朝、ウィーン観光1日目。

空港内の喫茶店で目覚めのカプチーノをいただきます。

ウィーンでコーヒー類を注文すると必ずお水も付いてきます

 

午前中に軽く中心部を周り、お昼に向かったのはここ

シュニッツェルの名店「フィグルミュラー/Figlmuller」。

百年以上前から続く老舗のお店です

これがッ、ウィーンのシュニッツェル!!

 

シュニッツェルは元々、イタリアのミラノ風カツレツ(コトレッタ・ミラネーゼ)が起源。

それがオーストリアやドイツ、ロシア、フランスに広まり、フランス料理のコートレットとして明治時代に日本へ伝来。

「豚カツ」のルーツにもなっている(はい、ここまでF君の受け売り)

日本、イタリア、そしてオーストリアでこうしてカツの歴史に思いを馳せながら食べるシュニッツェルは格別でした。

そして、一目で分かるようにカツのボリュームが凄い。

付け合わせのパンに手を付けることなくお腹いっぱい、でも不思議と胃に持たれませんでした。

値段は15€前後(ポテトサラダとドリンク+席料で24€くらい)

平日の11時半過ぎに入店したので予約なしでも何とかなりましたが、基本的には予約必須のお店のようです。

住所:Wollzeile 5 1010 Wien

営業時間:毎日11:00-22:30(ラストオーダー21:30)

 

 

昼食後に向かったカフェはこちら、「ゲルストナー/GerstnerK.u.K.Hoflieferanten」。

オペラ座の向かいという最高の立地!ここでお茶をしてからオペラ鑑賞も可能!

1847年創業。オーストリア帝室御用達の名菓子店、ハプスブルク帝国皇后エリザベート・シシィが愛した店でもあります。

1階部分は洋菓子店とショップになっています。

ここでどのケーキを選ぶか決めておくと楽

2、3階はカフェ・バー、レストランになっています。

内装がもう宮廷ですよ、豪華!そして窓からはオペラ座が見えます

僕はここでアインシュペナーを注文

ウィーンには「ウィンナー・コーヒー」という名称のコーヒーは存在しません。

日本人が思い浮かべる「ウィンナー・コーヒー」のイメージに一番近いのがこのアインシュペナー。

コーヒーと同量の生クリームがたっぷり入ったコーヒーです。

場所が変わればコーヒーの味も雰囲気もイタリアとは全く違いますね、この宮廷のような雰囲気にぴったりだもの。

アインシュペナーとは「一頭立ての馬車」という意味で、かつて馬車の御者達が気軽に飲んでいたことから名付けられたそうです。

ケーキはシャンパーニュ・タルトをチョイス

ウィーンでおなじみのケーキといえばザッハトルテなんですが、この時僕の胃にはシュニッツェルが絶賛稼働中だったので、さすがに重めのザッハトルテは入りませんでした。シャンパーニュ・タルトは、あっさりとした味わいで美味しゅうございました。

手前のピアノが自動演奏で名曲を奏でていました

ウェイター、ウェイトレスの質は今回訪れた店の中で一番良かったと思います。

そして、こんな優雅なカフェだからさぞ値段も高いのだろうと覚悟してましたが、良心的な値段でした。

店舗の外から見ると完全に洋菓子店なので、上階の優雅なカフェを知らない観光客もいるかもしれません。

個人的には、ウィーンに来たら必ず訪れたいカフェになりましたね。

住所:Karntner Strasse 51 1010 Vienna

営業時間:(1,2階10:00-23:00)(3階11:00-17:30、7,8月は夏休み)

 

 

カフェを出てロケ地巡りを再開、街中を歩いていると和風のお店が目に入ってきました。

日本人経営のお茶屋さんを発見!

ウィーンのレディ達がカウンターでスターバックス感覚で抹茶を飲んでいる!

実は、ウィーンの街中を歩いていると、日本食のお店って結構あるんですよ。

だから、それまでは見かけてもスルーしてたんですが、今回は入口のみたらし団子の貼り紙にやられてしまいました。

成り行きでみたらし団子を食べてしまった!数年ぶりの味!

和食カフェ、Cha No Ma

住所:Faulmanngasse 7, Vienna 1040

営業時間:月-土 10:00-18:00

 

 

まだまだ食べます、飲みます、続きます。