マンジャの塔で火災 | カプチーノを飲みながら

カプチーノを飲みながら

イタリア度95%、正直90%、おもいやり90%設定のブログです。

シエナのシンボル、カンポ広場にあるマンジャの塔で16日火事がありました(写真左)。

 

16日はシエナの伝統行事、パリオの日でして(競馬はオンダの地区が勝利)。

夜はパレードがあって広場も賑やかに、塔の頂上だけでなくプッブリコ宮にも灯が燈るんですね。

写真では分かりにくいけど、宮殿の屋上にも灯が燈っている

 

 

それをリストランテの同僚達と「派手に燃えてるねー」と見ていたのですが、そのうち煙も出始めたので

 

あれー、おかしいな~

 

おかしいな~(稲川淳二風)

 

 

と思っていたら、直後にサイレンとともに数台の消防車が到着して、やっと事態に気付いた。

周囲は一気に大撮影会に、テレビ局も来てました

 

翌日のレプッブリカ紙ネット版に記事が掲載されていたので、稚拙ながら訳してみました(リンク先はこちら)。

 

シエナ、カンポ広場・マンジャの塔の上部で火事:火災は鎮火

シエナ、カンポ広場で恐怖:昨夜、マンジャの塔の頂上で火災が発生した。被昇天の祝日に開催された競馬レース・パリオで、優勝したオンダ地区がパレードをしている最中だった。

即座に消防が到着、塔の頂上まで400階段もの高さを行き着しなければならないという困難さが伴ったが、ともかく炎は鎮火した。火災は、塔に設置されたいくつかの装飾用ろうそくが原因だったのだろう。

シエナの市長ブルーノ・ヴァレンティーニがフェイスブック上の投稿で説明したところによると

“私はマンジャの塔の頂上にいる”と、ヴァレンティーニは書き“(市庁舎と塔に設置してパリオの夜を照らす為の)いくつかの照明用ろうそく台が、風によって倒れ、木製の台に燃え移ったのだろう”