イタリアでは、夜はほとんどの店が閉まります。
深夜のグロッセート
小腹が空いた時にちょうど良いのがこのお店。
その名も、ドルチェ・ノッテ/Dolce Notte(甘い夜)
店先にたむろする若者たちとアレッサンドロ(左)
イタリアには24時間営業のコンビニは存在しません(僕の知る限り)。
BARは場合によっては深夜2時くらいまで開いてますが、BARはお酒とおつまみ程度しか売っていません(おつまみといっても、日本のように充実していない)。
ドルチェ・ノッテはパン屋です。
この中から好きなパンを選びます。
僕は右の丸型パンを選択
そして、クリームを選びます。
トッピングのハムやサラミはありません。だからドルチェ・ノッテなのです。
僕はピスタチオのクリームを選択
日本には馴染みのないクリームばかりだけど(カシューナッツやあんず等)美味でしたよ。
グロッセートの週末は
アレッサンドロの母親が世話係を務めている、地域の手話交流会に参加させてもらいました。
僕は一応、日本語の手話(日常会話レベル)と指文字ができるのでね(さりげなく自慢)、イタリアの手話も教えてもらい、貴重な交流ができました。
なんだかんだで
結局、4日間もアレの実家にお世話になってしまいました。
アレのご両親も非常に親切で
「自分の家だと思ってくつろいで良いのよ。あなたの好きなように」なんて言ってくれて、恐縮でした。
アレッサンドロのお母さん
アメリカ映画を観てるとたまに
友人の家の冷蔵庫を勝手に開けてジュースを飲むシーンないですか?(バック・トゥ・ザ・フューチャーとか)
そういう感じで過ごすのがイタリア流みたいなんですが。
さすがに、それは無理だわぁ。
「4日間もお世話になって申し訳ないね、ありがとね。」と、アレに伝えたら
「何を言ってるんだよ、申し訳ないなんて言うなよ。俺は小さい頃から日本のアニメや漫画を見て育ったし、ずっと日本に恋してたんだ。まさか日本人の友人ができるなんて夢にも思ってなかったんだ。だから、君みたいな友人ができて、家に遊びに来てくれるなんて、ホント感謝しかないよ。」
ありがたい言葉をいただきました。こういう言葉を素直に言える君が羨ましい。
ちなみに、オススメ映画を毎晩観させられて寝不足でしたが(飲みに出かけた日も含む)、充実したグロッセート滞在でした。また、遊びに行きたい。