寒暖差を感ずる今日この頃ですが、過ぎた話で一件。
芦屋市議会は、2022年3月22日の本会議において「ハラスメントに関する決議」を可決しています。
ハラスメント対応に関する議会の考え方とハラスメント事案に対応する議会・議員の留意点について整理し、決議としたものです。改めて議員の見識に敬意を表するものです。
決議の中で、議会質疑の中で市役所内のハラスメント事案の取り上げ方の振り返りがなされ、その質疑過程の中で不適切な点があったことが指摘をされていました。
このことから、決議に至る経過について協議などが行われた会議の議事録の公開を条例に基づき請求をしました。
後日、情報公開された文書で非公開部分が相当の箇所でありましたことから行政不服審査法に基づき審査請求を行いました。(2023年7月28日)
審査会より2024年1月19日、審査請求に対する答申の写しの送付をいだきました。
答申本文は、2024年1月17日付け答申第4号として、市の審査会答申でアップされています。
審査会の判断として、非公開部分がいくらかは公開となった箇所もありますが、私としては全体的には不十分な開示であると考えています。
この点は置くとしても、審査会として答申の判断で示された議会のあり様については、一定当方の意見について採用されている部分もありました。
改めて、議会は常に市民に開かれており、議員発言の重みについて認識を高められ市民の代議機関としての役割を十分に果たしていだくことを切に願うところです。
「ハラスメント対応に関する決議」は、芦屋市/議員提出議案の審議結果(令和1~4年度) (ashiya.lg.jp)
答申は、芦屋市/情報公開・個人情報保護審査会答申 (ashiya.lg.jp)
令和5年度答申、第4号で確認ください。