新型コロナウィルスの新株、オミクロン感染の勢いが拡大しています。

デルタ株との相違も強調される昨今ですが、感染患者数の増加は侮れないと思います。

 

年末に、新社会党芦屋総支部として感染第6波も予想される下で行政に要望事項を提出しています。

罹患状況の正確な把握と治癒方法などの的確な情報提供が、国にも地方公共団体にも求められていると思いますが、確たる方針があるのか市民には不確定に映るのは政治の貧困ですかね?

 

芦屋市長 伊藤 舞 様

新社会党芦屋総支部

                  委員長 大野 克美

                            市議会議員 山口 みさえ

 

新型コロナウイルス感染の更なる対応策強化について(要望)

 

 貴職のご精励に改めて感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染対応に貴職をはじめ全職員の取り組みに対し敬意を表します。

感染第5波や全世代に係る新型コロナワクチン接種への対応は、従前の事務作業にない諸活動でありますが、その中でも命と暮らしや市内事業者への支援など住民に寄り添うことを基本に取り組むことが求められています。

感染第5波が一定の収まりを見せていますが、一方で新型コロナウイルスであるオミクロン株による影響が懸念をされる状況になっています。

この下で、年明けにはブースター接種の取り組みが始まります。接種への諸手続きや副反応などの課題に対してこれまでの経験と教訓を生かした的確かつ迅速な対応が求められています。

 これら状況も含め下記の通り要望をまとめていますので善処されるよう申し入れます。

 

1、PCR検査を希望する全ての人を対象に実施し早期発見と治療に結びつけること。

2、新型コロナワクチン接種に関する情報提供を丁寧に行うこと。

3、新型コロナワクチン接種において医師会等との連携を強化すること。

4、児童への新型コロナワクチン接種については、児童や保護者に対し的確かつ丁寧な情報提供に努めること。また、強制に及ぶ接種勧奨を行わないこと。

5、新型コロナワクチン接種実施の可否に伴う「差別等」の課題や問題に適切に対応する

こと。

6、感染者急増時の医療体制を強化すること。

7、緊急入院必要感染者への受け入れにあたり関係機関との連携体制を図ること。

8、「自宅療養者」に対する的確な医療提供と日常生活支援策を講ずること。

9、介護者や家族の感染時の対応策、安心して療養できる環境整備を図ること。

10、   介護施設での感染者発生時の入院体制整備や職員感染時の支援策などを検討する       こと。

11、学校園等における未就学児童・生徒へのきめ細やかな支援と保護者への情報提供(心筋炎、心膜炎などの副反応も含む)を行うこと。

12、保健所機能充実を人員確保も含め兵庫県に求めること。

13、保健所と芦屋市との連携強化を図ること。

14、オミクロン株の患者の濃厚接触者の自宅待機にあたっては保健所との情報共有に努め支援等を行うこと。

15、新型コロナウイルス感染禍による中途退学者などへの支援策を講ずること。

16、感染症増加に伴う雇用環境変化(解雇や一時休業など)への生活支援策を設けること。

17、感染症予防策等による休業や事業収益減少経営者への独自支援制度拡充を図ること。

18、感染後遺症に悩む方たちへの情報提供や、後遺症外来やリハビリテーションセンターの充実を兵庫県に求めること。

以上