【WARE HOUS】2216 NEW DEAL PROGRAMS DENIM COVERALL

こんばんは、小野寺です

GW楽しんでいますか？

毎年意外とゆったりスタートの二子玉川。

人混みはちょっと…なんて方には４月中おすすめですよ！

お待ちしております

さて本日は【WARE HOUSE / ウエアハウス】から新作のカバーオールが入荷しましたのでご紹介いたします

1930年代の世界恐慌時に、アメリカのニューディール政策の際に制作されたワークジャケットがデザインベースの一着。

数多くのヴィンテージを保有ブランドならではの観点から復刻されが拘りのプロダクト。

この度少量の入荷です！

早速ご覧ください

WARE HOUSE / ウエアハウス

1995年の創立以来、ファッションという流行に左右される業界に在りながら、決してそれに流されない、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追い続けているブランド。

縁あって出遭った一着のヴィンテージを、それが生産された時代の背景を考察し、糸の一本から生地、縫製、そして洗い加工にいたるまで、徹底的に研究しています。

さらに、ただ復刻するだけではなく、生産された当時の無骨さや、仕事に従事するためのユニフォームであった匂いなどヴィンテージ古着の風合いを消さないようにサイズアレンジにも取り組んでいる。

WARE HOUSE

Model: 2216 NEW DEAL PROGRAMS DENIM COVERALL
Color: INDIGO
Size: 38, 40
Fabric: Cotton 100%

Price: ￥35,200 (税込)

Made in Japan

【size spec】

Size38(M): 着丈(L)-71cm　肩幅(W)-49cm　身幅(C)-56cm　袖丈(S)-63cm

Size40(L): 着丈(L)-73.5cm　肩幅(W)-52cm　身幅(C)-58cm　袖丈(S)-66cm

※洗濯により下記の縮みが生じます。(Shrinkage after the washing)

製品誤差として2cm程度、表記サイズより異なる場合が御座います。

撮影環境や御利用中のモニター等環境により、実物と色味が異なって見える可能性がございます。

ニューディール政策時に製造されたカバーオールをウエアハウスがヴィンテージをベースに復刻しました。

世界恐慌後1930年代初頭の深刻な経済問題に対処するため、当時のアメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトは、ニューディール政策を打ち出し、市民保全隊（CCC）や雇用進捗局（WPA）といった緊急救済機関を創設しました。

WPAとは「Works Progress Administration」の略で、1935年から1943年まで運営され、何百万人もの失業者を雇用して公共事業を実施。全米各地で道路、空港、学校などを建設。多くの雇用を生み出しました。

この大規模なプログラムのなかでは、主に女性を中心に、労働に従事するブルーカラーのワークウェアが製造されました。それは「SEWING ROOM」と呼ばれる縫製室であり、その衣料には「Made by W.P.A SEWING ROOMS, NOT TO BE SOLD」（雇用促進局縫製室製品、売り物に非ず）と記載されたタグが付けられました。ソーイングルームのあったテキサス州では、裁縫師たちは自分の仕事に大きな誇りを持っていて、イニシャル「W.P.A」は「We Patch Anything」（なんでも縫う）の略であると宣言。彼女たちは古着を修理し、新しい衣服を作り、困窮している人々や「WPA」の労働者、つまり彼女たち自身が着用しました。

「WPA」の衣料には興味深い特徴が二つあります。それはデザインと縫製仕様。

スペックに基づいた厳しいルールを感じない作りで「W.P.A」の衣料たちはユニークで多くのアレンジが施されています。

そしてもうひとつの縫製仕様については、時は既にワークウェアの縫製では主流となっていた「環縫い」が無いのです。これは縫製工場の環境が大規模なものではなかったことが想像され、「工業ミシン」ではなく「本縫い」のみで作り上げる仕様で工程を踏んでいた為です。

このような理由から、ユニークなデニムのワークウェアが存在し、アメリカではCCCを凌ぐ勢いでコレクターが増えているWPA。その一着には激動の時代に産み落とされたアメリカーナの不屈の精神が宿るのです。

8番×10番セルヴィッチライトオンスデニム/オリジナルメタルボタン使用。

白糸のみを使用した本縫い仕上げで、前立て裏には赤耳が付きます。