先日、人口推計についてブログを書いたら大反響だったので(ウソ)、追加のグラフなど。
日本は少子化で、国が滅亡するという勢いの話を聞くけど、グラフ見てみましょう。ちなみにデータは、UNPDという人口統計を扱う国連の部署から引っ張ってきました。
先日の人口が多いアジアの国は、今後2100年までどういう感じで人口が変わるか見てみましょう。
ちょっと小さくて見えずらいかもしれないけど、
上から、14億5094万人かかえて人口トップの国がインド。
2100年には15億になってます。
次が中国。今は14億1932万人ですが、すごい勢いで人口減ります。
昔の一人っ子政策のせい。
で、ゆっくり増えていくように見える(本当はすごい勢いで増えてる)のがパキスタン。
日本は、今1億2375万人で、これが2100年には7685万人になります。
もうちょっと深堀してみると。
- 日本の人口は38%減。
- 中国は、なんと55%減。
- 中国と日本の生産性が変化しないと仮定すると、今現在、日本のGDPと中国のGDPの差は4.2倍中国の方が大きいけど、これは3倍まで減る。
- 中国は、30年もすると、インド・バングラ・バングラという南アジアの諸国に人口で圧倒される。
ぐらいのことは言える。インドとパキスタンも係争地あって中が良いわけではないので、かなり将来は政治的に不安定な地域になる可能性もある。
このチャートを見ると、将来的に軍事力・経済力が落ちていくのは見え見えなので、中国はいま行っとかないと、という感じで外交政策展開してるようにも見えなくない。
で、以下のチャートは、さっきのグラフの下の方の国に焦点を当ててみたもの。
パキスタン、バングラ、インドネシアなどは今後とも数十年は人口が増えていく。
パキスタンは、人口2倍になるから。。。。パキスタンの郊外の土地とか買えるなら買っていたらお金持ちになれるかもよ。
あとは、日本とか、タイ、ベトナムは、同じような感じで人口が減っていくのが分かる。タイは労働移民が多く、経済危機の時とかにはいらなくなった外人労働者を強制的に帰国させたりしてきたフレキシブル(?)な歴史もあるので、タイは人口が減ってもうまくやっていく可能性は高い。
ちなみにだけど、2100年までに人口が何倍になるかランキング作ると、上位はほぼアフリカ。アフガンとイエメンは非アフリカ圏からのランクインだけど、両国とも紛争多いから、今後の平和構築の状況次第。。。という話もあるけど、実際にはアフリカのほとんどの国が紛争がらみでもあるので条件は一緒か。
でも、ワクチンとか医療が向上してるという理由だけで人口は確実に増えるだろうな。