国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)という国連組織を初めて知ったのは、2015年ごろシリアで紛争のために学校にいけない子供たちの数を推計する仕事をした時だった。

 

シリアにもパレスチナ難民がいて、その子供たちのために学校が運営されている。その運営をしているのがUNRWAだった。

 

UNRWAは、ヨルダン・レバノン・ウエストバンクなどに700ほどの学校を運営している。

 

UNRWAは当然ガザ地区に多くの学校を運営しており、イスラエル軍はこうした国連学校も標的にして破壊活動を続けている。

 

10月からイスラエルの侵攻が続く中、100人以上の国連職員がなくなった。

 

 

国際司法裁判所では、南アフリカがイスラエルを訴え、イスラエルに「ジェノサイド防止」の暫定命令が出されたが、戦闘停止命令は出されず、依然、今後の見通しは立たない。

 

そうした中、イスラム組織ハマスのイスラエルへの攻撃にUNRWAの一部職員が関与した疑いが浮上し、英国・米国をはじめとする複数の国がUNRWAへの資金拠出を一時停止した。

 

 

UNRWAだけでなく、赤十字・ユニセフ・WHOなど様々な機関やNGOがガザに人道支援をしているが、このタイミングで確固とした証拠もなく拠出金停止というのは、理不尽極まりない。

 

昔ケニアのダダブ難民キャンプに関わる仕事をしてたけど、その時に聞いたのは、実際アルシャバーブというイスラム系テロ組織の家族はダダブにいて、戦闘員たちはソマリアにる・職員の中にもアルシャバーブに関係している人がいるということ。家族関係や部族関係も広いので、1万人以上の職員を抱えていれば、ハマスにかかわりがある職員は絶対にいる。それが10月の襲撃を積極的にサポートすることとは直接の関係はよくよく調べてみないとわからない。

 

UNRWA、赤十字、ユニセフへはこちらから寄付できます。

私は、微々たる金額ですがUNRWAに寄付させていただきました。
 

 

UNRWA

https://www.unrwa.org/japan70th/

 

赤十字

 

 

ユニセフ協会