これから俺がどうやってファーストクラスラウンジでええ体験することになったかを説明するよ。

 

まず、今回の出張は、パリーヨルダンーパキスタンーパリという行程で、ヨルダンーパキスタン間と、パキスタンーパリ間が9時間以上の行程。

 

国連職員が出張する場合に、もし行程が9時間以上だったらエコノミークラスよりも上のクラスをとっていいっていうルールがあって、なんかユニセフとかは、ビジネスチケット買ってもらえる。

 

でも、ユネスコはアメリカが過去に脱退して財政危機になったとか色々理由があって、「9時間以上はプレミアムエコノミー」とはっきりオペレーションマニュアルに書いてある。

 

それで今回は、プレミアムエコノミーのチケット探してたんだけど、うちらが使ってる旅行代理店がプレミアムエコノミーのチケット取れない、ビジネスしかない、っていうことを言ってきたんですよ。

 

でまあ日程ちょっと変えたりとか出発時間を変えたりとかして、プレエコ探してたんだけど、それでも無いとの事で。そうするとチケットだけで6000ドル超えちゃうから流石に高い。

 

で、ちょっとググったらスカイスキャナーとかのサイトでプレエコあったんで、自分でちょっと建て替えることになるけど、まあ俺は気にしないから安い方にしたら3000ドル以上、50万ぐらい違うんで、こっちのほうがいいんじゃないですかって話をした。

 

そしたら、経理はいいですよと。まあこれも結構面倒くさい話だったんですけど、本当はそういう立替すべきじゃないんで。でも予算セーブできるんでやりましょうとで、プレミエコ買うことになりました。

 

で、サイトで見てたら、あれなんか50ドル足したらビジネスクラス買えるっていうのを見つけて、経理の人になんか50ドル余計に払ったらプレミアムエコノミじゃなくてビジネス買えるみたいなんですけどって言ったら、その50ドルは会社からは出せないから自己負担でいいんだったらまあ買っても良いですよって言われ、50ドルでプレエコからビジネスにアップグレードされるんだったら喜んで、ということでアップグレード。

 

ドーハからパキスタンへと飛行機がファーストとエコノミーしかないそういう飛行機。まあここでファーストって言っても距離が短いんで、飛行機ちっちゃくて、いわゆるそのなんか個室があって目の前で肉切ってくれるみたいな、そういうファーストじゃないんですけど、無事ドーハへ。

 

ドーハついたらトランジット。4時間ぐらいあるんで、最寄りのビジネスラウンジ行ったら、「ここまでファーストで来たので、ファーストクラスのラウンジにに入れるよ」って言われたんですよ。

 

ファーストクラスラウンジなんか行ったことないし、でも、足捻挫してるので移動めんどくさいなと思ったけど、ファーストラウンジをここで使わなかったらもう多分一生機会ないかもしれないな。しかもドーハじゃないですか。豪華じゃないですか。なんで、ちょっと一生の記念にファーストラウンジ使えるんだったらそっち行ってみようと思って、「あの、じゃあそっち行ってみます」って言ったんですよ。

 

そしたらこれまあなんか桁違いに豪華でびっくり。もうめちゃめちゃ広いんですよ、そのファーストクラスのラウンジっていうのは。

 

なんかぱっと見、体育館ぐらい?

 

まあ大きさの例えは、言い得てるかわかんないけど、真ん中にでかいオブジェがあったり、良いソファーとかバーッとあって、なんかの置くだけで充電できるような携帯充電器がついたなんかソファーとか椅子とかもバーッと並んでたり。

 

普通のラウンジいくとビュッフェみたいのあるじゃないですか。あとお酒頼むとこ。

 

お酒飲むバーはと真ん中にあったんですけど、ビュッフェはないなあと思ってたら、ファーストはビュッフェじゃなくてレストみたいな注文なんですよ。

 

メニュー渡されて、あれやこれよと言われて、でそこでまあちょっとええシャンパンありますと。

 

ご飯は、メインじゃなくてアペタイザーを二つ頼んだんですよね。

 

一個がロブスターで、もう一つが和牛のカルパッチョ。結論から言うと、和牛のカルパッチョはそんなに美味しくないっていうか、やっぱりカルパッチョは和牛じゃなくてもいいんじゃないかみたいな、思わず哲学の森に。まあ別にいいんですけど、大変美味しく頂きました。

ロブスターの方ががおいしかったですね。

 

 

 

 

そう言えば、後から思い出したんだけど、受付で、「スパがある」って言ったと思うんだよね。

 

もしかして、スパってタダだったんじゃねって思って。庶民全開の卑しい感じですみません。タダのスパちょっと体験してみたかったな。トランジットもあったんで疲れたから、シャワー浴びても良かったんですけどね。そこまで頭回らなかったというか、そこが頭を回すところなのか。

 

で、メインでない横の方には寿司あるよと言われたので、ちょっとしたコーナーがあるよとところもあるよと言われたので行ってみた。

 

サラダが、綺麗。

 

そこで働いてるおじさんがやってきて、食前酒のカクテル作るよって。

 

いろいろ高級レストランで働いてたんでペアリングとかできるよって、おじさん言って来たんで、あじゃあの白ワインで、シャルドネとか好きなんですけどありますか?って言ったらオーストラリアのシャルドネ出してくれて、で、これに合うのはサーモンですよって。

 

あとは、エビの寿司と、鰻巻きの上にいくら載ってるやつを出してくれて、これも美味しくいただいてという感じなんですけど。

 

その後ラウンジにもどると、偉い人がちょっと来て、なんかボディーガードみたいな人がいたり。横の太ったアメリカ人のおばさんは、スイーツ二つ食ってた。

 

後は、搭乗口にほぼ直接行けるような通路があったり。極め付けは、免税コーナーがラウンジの中にあったりとかして、まあ非常に豪華なとこでした。お客の三倍ぐらいスタッフいたような気がする。

 

 

 

 

 

嫁さんが言ってたけど、飛行機遅延になっちゃえばいいのにぐらいなことを思わせるような場所でした。

 

もう二度と使うことは無いと思うんですが、そんな感じでいろいろ経験できて面白かったなあと思います以上です。