国際線で羽田空港や成田空港と結ぶ海外都市の数を増やす様です。
国土交通省は17日に開いた交通や都市計画などの有識者会合で、
東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年度までに
取り組む交通政策の基本方針と数値目標についての計画案を示しました。
この中では、国際間の人の交流を活発化させるため、
国際線で羽田空港や成田空港と結ぶ海外の都市の数を現在の88から
アジアの主要空港並みの100以上に引き上げるほか、
この2つの空港の年間の発着枠をおよそ8万回増やすことや、
クルーズ船で入国する外国人旅行者を現在の
17万人余りから100万人に拡大することなどが盛り込まれています。
また計画案では、物流ネットワークの強化に向けて、
大型船が入港できる水深16メートル以上の岸壁を増やすことや、
大規模災害に備えて道路や橋の耐震化を進めるとしています。
この計画案は17日の会合で了承され、
今後国土交通大臣に答申されたあと閣議決定される見通しの様です。
「これから計画を進めていくうえで課題も出てくると思ういますが、
そのつどフォローアップして、
より実効性の高いものにしていくことが重要でしょう。
