オンライン旅行会社エクスペディアの子会社であるホテルズドットコムが今年10月、
旅行関連のブロガーにメールを送信し、便宜を図る見返りにリンクを獲得しようとしていたことが発覚した。
米国部門のSEOマネージャーを名乗る同社スタッフが、
旅行関連の話題を扱うインフルエンサー(ブロガー)を対象に
電子メールを送信し、ホテルズドットコム に関するコンテンツの
執筆の相談と共に、同サイトへ向けた
リンクを獲得した場合の報酬について言及していた。
グーグル はリンクとの交換で金銭などの報酬を支払うことは
ガイドライン違反に当たると明記している。
この問題を受けてホテルズドットコムの広報は
『我々は検索エンジンが公開しているガイドラインに遵守するよう
努めているが、今回は社内スタッフの理解不足が招いたもので、
既に問題に対処しました』と述べている。
親会社のエクスペディアはグーグル検索順位が大幅に下落したことで今年1月に話題になっている。