「福音(evangelion)」
喜ばしい知らせ。キリストの教え。
この言葉を聞くと、思い出す映画が🎬
昨日、イタリアの事を書いたので余計にです🇮🇹
「ゴッドファーザー」シリーズの"パート3"
喜ばしいとは逆に、とても哀しい。
しかし、不思議ですが、落ち込むのでは無く
力をもらえる作品なんです。
この作品は、"3部作の最後"という訳ではなく
"2部作の後日談"という位置付け🎞
また公開された1990年の今作は
世間の評価も低く、出演者ですら嫌う始末。
そこから30年の時を経て再編集された
"最終章"はガラッと評価が違うという⤴️
(僕は断然、"パート3"が好きです)
また、スゲ〜って思ったのが
この記事を書いてる時に、お店で流れたのが
映画の中で重要となる劇曲の
「カヴァレリア・ルスティカーナ」😳
こういう事ってあるんですね✨✨
物語の舞台は、イタリア🇮🇹
マフィアのドンの晩年、ファミリーの悲劇
「憎んでるんじゃない、恐れている」と妻から
離れられ、子供とも別々の暮らし。
あとを継がせたかった息子は
父と同じ道を拒んで、オペラ歌手に🎤
全てを"力"で掌握してきたドンですが
家族に対しては・・・いえ
罪滅ぼしかなぁと思いました😔
財団を設立し、慈善事業や寄附に注力し
合法でクリーンなイメージ戦略を図っても
"マフィア"という運命に逆らえるはずも無く、
殺し合いは勃発。
そんな中で、あとを継ぐ事になった甥っ子と
自分の娘が恋に落ち、危険さを憂います。
これまで自分が犯してきた罪を後悔したり
病にも冒されて倒れたドンは、
懺悔・告白で、神様へ"救いの道"を試みます⛪️
妻を裏切り、人を殺し、何より、掟とはいえ
実の兄を殺したことの苦悩。
ファミリーを束ねる"ゴッドファーザー"で無く
1人の人間、父親としての弱い姿に
立場は違えど、どこか共鳴するんです。
物語のラストで、敵がドンを狙った銃弾は
非情にも娘の胸を打ち抜くことに。
「おまえの身を守るためなら、
地獄で焼かれてもかまわない」
そう言っていた最愛の存在が目の前で朽ち果て
ドンは、これ以上ない絶叫を。
罪のない、これからの命が奪われて
罪の多い、悔い悩む命が生きながらえる
人生とは・・・そんな事を考えさせられます😢
誰しもが、一つや二つ、
人生で、悔い改めたい事があると思います🙏
また、あの頃に戻れたら・・・
僕も昨年、何度も何度も、そう思いました😢
叶う事ないと分かっている祈り・願いは
ほとんどが虚しさを残すだけです。
それでも人は、立ち上がり
正しいと信じる行いを、続けるのみ。
"後戻り"はできなくても、"やり直し"はできる
そんな人のもとに、
「福音」はやってくると信じて🌟