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スロスタ界隈では定着しているフレーズ、三者三浪。三者三葉をモジって(ほんとは三者三様だけど同じきららだしおそらくこちらをモジってる)、中学浪人のはなちゃん、大学浪人の大会さん、就職浪人の志温ちゃんの浪人トリオを示すフレーズです。
そんな三者三浪ですが、同じ浪人でもそれぞれ全く違うんです。三者三様です。(ややこしい)
今回はそんなそれぞれの浪人について話していきながら、3人のキャラクターを掘り下げていこうという記事です。
・中学浪人(はなちゃん)
高校受験を何かしらの理由で失敗、そのまま卒業しどこの学校にも属さずもう一年高校受験の勉強をすることになった状態。はなちゃんが該当しますね。
感情論を完全に抜きにした場合、その後の人生に一番影響の少ない浪人が中学浪人ですね。大学や会社の面接で中学時代のトラブルなんていちいち担当者はチェックしません。年齢が1つ上なのを気にされることはあるかもしれませんが、微々たるものです。
ですが、15~16歳の幼い精神でどこまで上記のような話を心から理解することができるのかというのが中学浪人における大きな障壁となります。
自分は周りとは違う人間だ、自分はもう普通の人生は歩めないんだと勝手に思い込み悩んでしまう恐れもあるでしょう。
はなちゃんのようにそんなことで…?と困惑してしまうくらい小さなことでもあれこれ悩んでしまうのがこの年頃の子達なんです。
この中学浪人のコンプレックスを克服するというのはなかなかに困難。唯一最大の方法は色んな経験をしながら周りとは違う自分を受け入れられるようになること。
はなちゃんが現在進行形で行っていることですね。最新話のやり取りを見ている限り、もうほとんど心配はいらないのかなと思えます。強い子ですよね、はなちゃんは。
・大学浪人(大会さん)
大学受験を何かしらの理由で失敗、そのまま卒業しどこの学校にも属さずもう一年大学受験の勉強をすることになった状態。大会さんが該当しますね。
大学浪人がその後に与える影響は?と言われますと、こちらも感情論抜きに考えた場合大したものではありません。中学浪人よりは面接官から「こいつなまけものであまり勉強熱心ではなかったのかな?」と思われるリスクは高くなるかもしれませんが気にするほどのものではないです。
浪人生自身の心情的な問題はどうかと言われると、大学浪人においては、こちらもさほど問題はない人が多いのではないかと思われます。
大学浪人ってそんな珍しい話ではないんです。大学浪人の割合はだいたい現役受験生の4人に1人といわれております。非常に高い割合です。皆さんの友人の中にも最低1人は大学浪人経験者がいるのではないかというレベルです。
加えて大学浪人生は中学浪人生より単純計算で3歳歳上な訳です。それなら考え方もより精錬されており、自分のことを俯瞰で見ることができるようになっており、浪人生はたくさんいるし、浪人したくらいでこれからの人生に大した影響はないと心で理解できるのではないかと思うんですよ。実際僕大学浪人経験者ですけど、平然と通ってましたから。そんな感じの人が多いのではないかと。
勿論全員平然といられる訳ではありません。それが大会さんです。
上記の説明を読んだ上だと大学浪人でなぜそこまで悩むの?と不思議がられるかもしれませんがこれは大会さんの性格ゆえの問題だと思うんです。
大会さんの高校時代の情報はあまり多くないので推測になってしまいますが、高校時代の大会さんは周りの期待に応えようと必死になっていたのでは無いでしょうか。それゆえに大学に合格するという周りからの期待に応えられなかった自分を恥じ、今のようなネガティブ引きこもりモードになってしまったのではないかと。真面目ゆえの悲しい話ですね。
ただ、これまた推測ですけど、大会さんの中での周囲からの期待値と実際の期待値って一致していなかったんじゃないかと思うんです。
大会さんは周りから尊敬されていたと捉えていますが、どちらかと言うと慕われていたという表現の方が正しかったのではないかと。文化大会だなんて名付けられてるくらいですからね。
だから大学受験失敗を明かしても周りから心配はされても失望されることはなかったんじゃないかなと思います。件の後輩ちゃんもダメだったんですか?じゃあ来年一緒に頑張りましょう!って軽く言ってくれていたのではないでしょうか。
この辺りの周囲とのわだかまりを解消することが大会さんにとってのコンプレックス克服の最善策であると僕は考えています。
・就職浪人(志温ちゃん)
在学中就活を行ったものの入社先が決まらず、そのまま学校を卒業した状態。志温ちゃんが該当しますね。
今後の人生に一番影響を及ぼすのが就職浪人です。仮にバイトもしていなかったとしたら国民の三大義務の1つ、労働の義務を果たしていないことになり、面接官に蔑まれるリスクはそこそこ高いんです。僕も就職浪人経験者なんですが、これまで何をしていたんですか?卒業後何をしてるんですか?と怪訝な顔で聞かれたことが何度もありました。(僕の場合、バイトはしていたんですが、それを労働とは認めてくれない面接官がほとんど)
自身の心情的にも、周りが当たり前のように果たしている義務を自分は果たせていない、自分は周りとは劣っているダメ人間だって思い詰めてしまうんです。
で思い詰めている間に就職していない空白の期間は広がり、広がれば広がるほど面接官の心証はどんどん悪くなり就職できなくなる。そしてまた思い詰めるという負のスパイラルに陥るんですよ。地獄です。
この就職浪人のコンプレックスですが、志温ちゃんはほぼ完全に克服しております。

本人は管理人業務をしている内に今の自分を好きだと思えるようになったと話していましたが、これこそまさにコンプレックス克服の鍵なんです。
就職浪人コンプレックスの克服法はただ1つ。自分の働き場所を見つけてそこで頑張ってみる。これなんですよ。
働き場所を見つける過程で否応なくコンプレックスを相手に見せることになるんです。そしてそこが働き場所となったということは相手がコンプレックスを分かった上で自分を認めたということです。認めてくれた人たちと一緒に頑張る、これほどまでに自己肯定感を取り戻すのに最適なものはないですよ。
志温ちゃんの場合はちょっと特殊ですが、大会さんの対応からして、てまりハイツの住民は早い段階から志温ちゃんが就職浪人であることは聞いていたはず。その中でてまりハイツ住民の皆さんは志温ちゃんにあたたかい言葉をたくさんかける訳です。そりゃ変わりますよね志温ちゃんも。
もしかしたらまた就活を始めるかもしれないと志温ちゃんは言ってましたが、今の志温ちゃんならきっと超特大丈夫です。
同じ浪人でも、それぞれ違ったつらさがある。
三者三浪は三者三様です。では、また。



