今年の春から、会社の新規立ち上げに関わらせてもらっている。知恵も経験もお金もないが、人生の中で培ってきた適当さと資格が何かの助けになれたら・・・そんな感じだ。

 

50歳過ぎてからだと・・・そうアドバイスして下さる方も勿論多かったが、個人的には50を過ぎたからこそ好き勝手やったらいいのではないか?。ここ最近そう思うようになってきた。ま、やれる範囲で頑張るってことですな。

 

会社を新規で立ち上げると、まあ「固定電話」が良く鳴る。その99%が営業電話だ。良くぞ調べて掛けてくるもんだね~。

 

その殆どが「電気がお安くなる」とか「求人広告を出しませんか?」という営業内容のもの。彼らが電話口で決まって言う言葉は「代表に繋いでほしい」というセリフだ。ま、決定権のない奴を長時間相手にしたって何も決まらないのは定番だろうし、「決定権を持つ人間に直接交渉してすぐにでも決めちゃえ!」ってことなんだろうけれど、一日に何度もしつこく掛けてこられるといい加減辟易してくる。

 

ということで、試しにやってみた。

 

電気の営業電話には「我が会社には電気は契約しておりません。代表が庭で自転車を漕いで自家発電しております。」という返答。

 

おそらくマニュアル化されている問答集を見ながら話している電話口の方が、微妙な感じで遠くに行ってしまっているのが分かる。

 

「代表に繋いでも良いですが、繋いだ瞬間に発電能力が弱くなり電話が切れてしまう可能性がありますけどよろしいでしょうか?」そう続けると、静かに電話は切られてしまったのでありました。

 

その会社からは二度と電話が掛かってくることはなかったのだが、彼らも大変なんだろうな。

 

暇な時に、こちらから電話して契約状況でも聞いてみるか。